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Microsoft、「Windows 10X」をエミュレートできる「Microsoft Emulator」アプリを公開

64bit版「Windows Insider Preview」Proエディション以上などが必要

「Microsoft Emulator」アプリは“Microsoft Store”から無償でダウンロード可能

 米Microsoftは2月11日(現地時間)、 デュアルスクリーン開発にフォーカスしたオンラインイベント“Microsoft 365 Developer Day”を開催した。「Windows 10X」をエミュレーションできる「Microsoft Emulator」アプリもリリースされている。

 「Microsoft Emulator」アプリは、現在“Microsoft Store”から無償でダウンロード可能。既存の“ユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)”アプリやWin32 アプリを展開したり、タッチ操作やデバイスの開閉・回転などをシミュレートして、「Windows 10X」でのアプリの動作をチェックできる。

「Windows 10X」をエミュレート
タッチ操作やデバイスの開閉・回転などをシミュレートして、「Windows 10X」でのアプリの動作をチェック
「Windows 10X」のイメージは含まれておらず、別途導入する必要がある

 なお、「Microsoft Emulator」アプリに「Windows 10X」のイメージは含まれておらず、別途導入する必要がある。

  • 「Microsoft Emulator」アプリ:https://aka.ms/emulator/app
  • 「Windows 10X」のエミュレーターイメージ:https://aka.ms/emulator/latest(編集部では未確認だが、いずれ公開される模様)

 また、エミュレーターの動作には64bit版のプレビュー版「Windows 10」が必要。エディションは“Pro”以降、「Windows Insider Preview」Build 19555以降を用意しなければならない。さらにハードウェア要件として、以下が定められている。

  • 最低でも4コアを搭載するIntel製CPU
  • 8GB以上のRAM
  • 15GBのディスク空き領域(SSDを推奨)
  • DirectX 11.0以降
  • WDDM 2.4以降のグラフィックドライバー