【侍ジャパン】稲葉監督、恩師野村さん死去に沈痛「お話ができないと思うと寂しい」 

侍ジャパン・稲葉篤紀
侍ジャパン・稲葉篤紀

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)が、野村克也さんの死去に沈痛の表情を浮かべた。11日、宮崎市でソフトバンクのキャンプを視察。「本当に……まさか……ショックです。1年目から社会人として野球人として育ててくださった。もう野村監督とお話ができないと思うと寂しいです」と言葉を絞り出した。

 稲葉監督は入団1年目の95年から4年目まで野村監督の指導を受けた。94年ドラフトでは当初、他球団からの指名が濃厚だったが、野村氏の希望でヤクルトからドラフト3位指名された。

 入団後は野村氏から捕手の傾向を踏まえた打撃を学び、95年、97年には野村ヤクルト日本一に貢献。侍ジャパンの監督としても当時の教えを生かし、昨秋のプレミア12優勝につなげた。

 「ジャパンの監督になってからも叱咤激励をいただいて、愛情のある言葉と受け止めていた。五輪で勝ったら褒めてくれるかな……いい報告ができるように、立派な監督になったと報告できるよう(五輪で)やっていきたい」。今夏、金メダル獲得を天国の恩師に報告するつもりだ。

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