レスリング川井姉妹らへのパワハラ等指摘受け…石川県協会会長の辞任求めた副会長 逆に除名される
会長のパワハラ問題で揺れていた石川県レスリング協会。
川井姉妹などへのパワハラや嫌がらせを指摘された協会会長・下池新悟氏に対し、副会長の久野均氏が辞任を求めていましたが、話し合いの結果、協会は会長ではなく、退任を訴えた副会長を除名処分としました。一体、協会の中で何があったのでしょうか。
去年11月、パワハラや嫌がらせを突然告発された、石川県レスリング協会の下池新悟会長。問題は、協会内部から「下池おろし」の要望書が提出されるまでに発展しました。
<早急に、真摯に下池会長の退任を要求します>
退任を求めたのは協会の久野均副会長。
しかし、この要求に対して協会は、副会長である久野均氏が下池会長の退任を要求する紙面を提出し、その事実を公表したことなどの一連の言動などが罰則の対象になるか否かの是非について協議すると関係者に通知。
何と、協会は会長の退任を協議するのではなく、退任を要求した久野副会長の行動を問題視したというわけです。そして、2時間にわたる話し合いの結果…。
久野副会長:
「16対4で除名されたんで。そういうことです」
久野副会長は規則違反を理由に協会から除名されました。
久野副会長:
「下池さんの功績があまりにも偉大過ぎて、私ごときじゃとても太刀打ちできないということです。議決で決定したので仕方ありません。今後は金沢市レスリング協会の会長をやっているので市の協会をさらに拡大していきたいと思います」
反旗を翻した副会長を除名した県レスリング協会。川井姉妹は、この結果をどう感じているのでしょうか…。