私が通っている糖尿病専門クリニックのドクターから「有酸素運動(スロージョギング)だけでは不十分なので筋力トレーニングをしなさい」と最近になって度々言われる。
そのクリニックの管理栄養士さんに「簡単にできる筋力トレーニングにはどんなものがありますか」と聞いたところ、医療機器やタイマーで有名なタニタさんのパンフレット、「お家でできる簡単エクササイズ」を勧められた。
当然のことであるが、タンパク質を摂っても運動しないと筋肉はつかないため、適度の筋力トレーニングが必要。ここで紹介する6選はどれも簡単にお家の中でできる筋力をつけるエクササイズ。
日頃、運動不足の方やフレイル(加齢にともない筋力や活動が低下している状態)予防対策に取り組みたい方、におすすめです。
- トレーニング前に注意事項など
- 立って背筋
- 椅子で腹筋
- 椅子でスクワット
- ふくらはぎ
- レッグエクステンション
- 腕立て伏せ
- 【紹介記事】血糖値改善のため試行した運動療法(最新順)
- 【関連記事】高齢者の味方:ギリシャヨーグルトでフレイル予防
- おわりに
トレーニング前に注意事項など
- パンフレットにある図解のコピーが見づらかったので真似て図解を作成。お粗末で申し訳ありませんが、イメージだけでもお伝えできたらと願います
- 体験などをベースに多少説明文を追記(カッコ内に表示)
- エクササイズはゆっくり行う
- 呼吸は止めない
- 椅子は背もたれがあり、車が付いてない安定するものを選ぶ
- 体調がすぐれない時、体に痛みがある時はやすむ
- それぞれ10回x3セットがおすすめ。しかし、体調と相談し、無理しない事
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立って背筋
両腕を持ち上げ
- 息を吐きながら [ス・・・・・] 背中の肩甲骨を寄せるイメージで肘を下す
- (数秒間維持)
- (息を吸いながら [フ・・・・・] 手を上に戻す
*胸を張りながら行う
レベルアップ:いろいろな方向から(肘を)下す
椅子で腹筋
椅子の座面前半分くらいに姿勢を正して座り
- (息を吐きながら)ゆっくり背もたれに近づく
- 背中が付く直前で(数秒間)維持
- (息を吸いながら)元の姿勢の戻す
レベルアップ:膝を胸まで引き上げる
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椅子でスクワット
両手を膝に置き、脚が伸びきる直前まで立ち上がり
- (息を吐きながら)椅子に座るように腰を下げる
- おしりが付く直前まで下げる(数秒間維持)
- (息を吸いながら)立ち上がる
レベルアップ:慣れてきたら、椅子を使わずに行う
ふくらはぎ
片脚で立ち、
- (息を吐きながら)かかとを上げる
- (ちょっとだけ維持)
- (息を吸いながら)かかとを下げる
この上下運動をゆっくり繰り返す(10回)
*脚を変えて同様に行う
レベルアップ:段差を利用し、かかとを低い位置から高く上げる
レッグエクステンション
椅子に腰かけ、つま先は天井に向け、
- 息を吐きながらゆっくりと膝をのばす
- (数秒間維持)
- (息を吸いながら)伸ばした脚をもとの位置に戻す
*(交互に)脚を変えて行う(又は、同じ脚を連続10回行い脚を変える)
レベルアップ:伸ばした脚を10秒程度キープ。同じ脚を連続して行う
腕立て伏せ
膝をつき、肘を延ばし
- 息を吐きながらひじを曲げ、床に胸をゆっくり近づける
- (ちょっとだけ維持)
- (息を吸いながら)体を元の位置に戻す
レベルアップ:膝を付けずに行う
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おわりに
非常に簡単な筋肉トレーニングであることは、読んだだけでもお分かり頂けたのではないでしょうか?お粗末な図解を参考にしなくてもできますね?
私は、糖尿病の為、主にスロージョギングをサボった日にテレビを見ながらトレーニングしますが、週に3~4回だけ。
6種目を順に行うと1セットでおよそ8分+かかります。現在ではこれを2セット行いますが、いずれ3セット行うようにしたい。
日頃、運動不足の方、運動したいと思っていらっしゃる方、私と同様、年配の方、是非、お試しください。