四大陸選手権で優勝し「スーパースラム」を達成した羽生結弦のフリーの演技(カメラ・矢口 亨)

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フィギュアスケート 四大陸選手権 最終日(9日、ソウル・木洞アイスリンク)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で世界最高得点を記録し首位に立った羽生結弦(25)=ANA=は、ミスがあったものの187・60点をマークし、合計299・42点で初優勝した。

 羽生はこの優勝で、ジュニアの世界選手権、GPファイナルとシニアの五輪、世界選手権、GPファイナル、四大陸選手権(もしくは欧州選手権)を合わせた6冠をキャリアの中で制する「スーパースラム」を男子で初めて達成した。

 シニアの国際大会初参戦ながらSPで91・61点の高得点をマーク、自己ベストで5位につけた鍵山優真(16)=星槎国際高横浜=は179・00点、合計270・61点と大健闘し3位、初の表彰台となった。

 羽生の4分版のフリープログラム「SEIMEI」は、18年平昌五輪では負傷のため回避した4回転ルッツを入れた神プログラム。昨季のルール改正で演技時間は30秒短い4分になったため、伝説のプログラムは原型を残しつつ、新しく生まれ変わった。演技後半は曲のテンポを少し上げ、象徴的なシーンを残した。ジャンプを前半にまとめ、助走を削る工夫もほどこした。