「詐欺グループ元締め」の韓国籍の男、『1億円以上』集めて海外送金か
大阪府豊中市の女性の口座から現金250万円を盗んだ疑いで逮捕された韓国籍の男が、現金回収役から総額1億円以上を集めたとみられることが分かりました。
韓国籍の張東星容疑者(44)ら2人は去年6月、豊中市に住む女性(70代)から、だまし取ったキャッシュカードで、現金250万円を引き出し盗んだ疑いで逮捕されました。
警察によると、張容疑者は特殊詐欺グループの日本国内の元締めで、集めた金を犯行拠点のフィリピンに送る役目とみられます。
その後の取材で張容疑者は盗んだ金を回収する役割の少年から、10数回にわたり、総額1億円以上を受け取ったとみられることが分かりました。
警察は張容疑者が受け取った金の大半が、フィリピンにいる犯行グループのトップに不正に送金されたと見て調べています。