
横須賀市と京浜急行電鉄とNTTドコモは2019年12月9日から2020年2月24日の期間限定で、横須賀市の逸見地区にて「AI運行バス」を運行しています。

AI運行バスは、ドコモが提供するオンデマンド乗合交通です。利用者はアプリか電話依頼で配車ができます。AIがリアルタイムで乗車車両を決定し、停車が必要なポイントだけを適切な順番で移動します。実証実験を含めてこれまで16箇所で展開してきました。
▲運転手はタブレットに表示された時刻表とマップを元に運転します。フレキシブルな対応が必要ですが、決まったエリアを運行するので運行の難易度はそこまで高くないそうです。今回の運行では横須賀共済病院と協力して、AI運行バスでは初となる取り組みも展開しています。電子カルテシステムとAI運行バスを連携することで、病院予約の前日リマインド通知と、バスの予約が可能になります。
これにより来院のし忘れを防ぐことができ、市民の健康生活を促進するとしています。同機能は2019年12月24日から登録が開始され、連携するユーザーは増加傾向にあります。
▲スーパーなどの目的地を指定してから配車することも可能。AI運行バスの展開に当たって、アプリ説明会やアプリからの予約者無料キャンペーンを展開していました。このキャンペーンが功を奏し4世帯に1アプリの割合となる約1000ダウンロードを達成し、住人の利用は継続して増加中です。ドコモの担当者によると、逸見地区でのAI運行バスの浸透度と利用率の高さはこれまで実施してきた他の地域と比較してかなりの高水準だとしています。
▲利用者の評判も上々で、「本格運行さ際は免許を返納したい」といった声もあったそうです。

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