前代未聞の珍決着だ。Jリーグの新シーズン到来を告げる「富士ゼロックス・スーパーカップ」が8日、埼玉スタジアムで行われ、天皇杯王者の神戸が昨季J1覇者の横浜MとのPK戦を制し、初優勝を飾った。点の取り合いとなった試合は3ー3で90分間では決着がつかず、そのままPK戦に突入。先行の横浜Mの3人目のキッカーだったエジカルジュニオが外すと、そこから連鎖するように両チームが計9人連続して失敗。神戸7人目の山口が右隅に沈めて、神戸の勝利が決まった。
途中から観客がざわつき、あるファンは「こんなへたくそなPK戦は観たことがない」と笑っていた。