昨季のJリーグで最優秀選手賞と得点王の個人2冠に輝いた横浜Mの仲川はチーム最多5本のシュートを放ったものの、ノーゴールに終わった。
自身にとっての最大のチャンスは3-3で迎えた後半37分に訪れた。相手GKと1対1の場面に持ち込んだが、シュートブロックに阻まれた。無念の表情で天を仰いだ背番号23は試合後「決めなきゃ駄目です。(得点に対して)もっと貪欲にならないと」と反省しきりだった。
それでもシーズン初戦でフル出場できたことに手応えも感じたようだ。「体のコンディションがまだ100%ではない中で90分間ハードに(プレー)できたので、いい形で次(の試合)を迎えられるんじゃないかなと思います」と、12日に行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)第1戦に向け、前向きに語った。 (関孝伸)