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2020年2月9日 紙面から
先発し3イニングを無失点に抑えた山本(川北真三撮影)
“開幕投手”を任された山本拓実投手(20)が3イニングを2安打無失点。最速147キロの直球で1つ、新球「スラッター」で2つの計3三振を奪うなど、4日の紅白戦に続く好投で開幕ローテ入りに前進した。
7度首を振る姿に強い意思が表れていた。2回2死二塁、江越への勝負球に選んだのは「スラッター」。球速はカットボールと同程度の135キロ。スライダーのような変化で外角低めに決まり、右打者のバットは空を切った。「セ・リーグのチームに警戒させるため、あそこは『スラッター』をどうしても投げたかった。その球があると思わせるだけで、相手は戸惑うと思うんです」
シーズンまで温存する選択肢もあるのでは。そんな問いには首を振った。「それよりもまずはものにすること。打者に対して、狙ったところに狙った変化で投げられるようにしたい」。自己評価は「まだ半分もいっていない」と手厳しい。
とはいえ、有効性を確認できたのは間違いない。3回に北條から奪った空振り三振は真ん中高めの「スラッター」。阿波野投手コーチは「ストレートと思わせる腕の振りの良さが出た。自分のものになってきている」と評価する。
他球団の警戒も強まるばかり。巨人の横川スコアラーは「分かっていても打てないようなスライダーもあるし、跳ねるような真っすぐも持っている。状態が良ければローテの一角に入ってくる」と指摘する。
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