オリックスの新外国人選手アダム・ジョーンズ外野手(34)が9日、宮崎・清武キャンプで新外国人投手タイラー・ヒギンス投手(28)の投球練習でひと役買った。ブルペン投球の際、自身の感覚を養うために右打席に入ったジョーンズながら、ヒギンスのほうが「クセが出ていないかどうかの確認をしたよ」とジョーンズに助言を求めたのだ。
ストレートとチェンジアップを投じたヒギンスが、右打者のジョーンズに「左打席にも入ってもらえないか」と頼むと、ジョーンズは快く左打席にも入った。直球と変化球を投げ分ける際、クセが出ていないか気になったヒギンスは、メジャー通算282本塁打のスーパースターを頼った。
ヒギンスは「いい感じで投げることができた。少しずつ状態は上がってきている感じ。ジョーンズはメジャーですごい打者。リスペクトしているし、彼の言葉をすべて受け入れたい」と参考にするつもりだ。