ペアの三浦璃来(18)、木原龍一(27)組(木下グループ)は合計167・50点の8位で終えた。
この日のフリーは冒頭のツイストリフトや2つのスロージャンプといった大技に成功。木原が「動き的にはよかった」と演技を振り返ると、三浦も「自分たちの演技を落ち着いてすると思って滑りました」。しかし、点数は自己ベストに届かず、木原は「今大会は『自分たちはまだまだこんなものじゃない』と思うことが多かった」とポツリ。3月の世界選手権での巻き返しを誓っていた。
また、大の中日ファンでもある木原はドラフト1位新人の石川昂弥(たかや)内野手(18)=東邦高=が刺激になっているようす。ネットなどで春季キャンプ(沖縄)のようすをチェックしているようで「石川君、練習試合で安打を打っていましたね」。今大会終了後は練習拠点のカナダ・オークビルに戻って三浦とともに世界選手権に向けた練習を行うが、石川昂の頑張りに負けないような鍛錬を続けていきたいところだ。