別に隠してたわけではないのですが、私とカラオケに行った方が必ず認識する私の18番が、某ガ○ダ○の「めぐりあい」でして、特別練習したわけでもないのですが子供の時に何百回と繰り返し聞いていたせいで身に染み込んだと思われます。
それをよく知る知人が某秋○原に某ガ○ダ○の猛者が夜な夜な現れる店があるから道場破り?に行こうというのです。私は先週末の家族愛に溢れまくった明るく朗らかなカラオケ大会の直後に、しかも歌手志望の女の子が盛り上げて一緒に歌ってくれたりするという死線彷徨う過酷な戦場
に行く気になれませんでした。
しかし男とは悲しいもの。強きものがいると聞けば素通りするわけにも行かんのです。
で、行ってきました〜
私は店長が大の某ガ○ダ○ファンであること、女の子はプロ並みに上手い娘もいることを仕事中に下調べし、一旦知人に後日にしようと提案しました。というのも「めぐりあい」に続く持ち玉がなかったからです。とくにそういう店なら「哀戦士」を試される可能性も低くはないと思ったためです。「哀戦士」は知る人ぞ知る難曲なんですが、知らない人にとってはどーでもいいマイナーな曲なので、今まで努力対効果が低いように思い後回しになっていたのです。しかし、選曲縛りがない云々と説得されたのでした。
薄暗い通りにポツンと某ガ○ダ○の像が置かれており普通ならば非常に入りづらいであろう地下への階段を下りるといきなりおっさんがスパークしていて一気にリラックスし、まず飲み物を頼んで作戦を考え、結果どたまインパクト重視で、喉慣らしなしに周りの雰囲気などお構いなしに「めぐりあい」で突っ込みました。。
喉の調子も良く、場が静かになり、女の子が電話をかけ始めました。上手な子を召喚しているようです。歌い終わったあとはもうおっさんどもとは友達感覚で和気あいあいとしてました。そして、TM Networkの「Beyond the time」を歌い終わったあたりで、奥に隠れていた店長が姿を現し、そして言いました。
「哀戦士聞きたいなぁ。よし強制リクエストだ!」
ともう既に入力を開始しています
さすがわかってらっしゃる、諦めて全力を尽くしましたが、さんざん猛者の歌を聞きまくってる店長のコメントは「なかなかよい「哀戦士」でした。」でした。「まだまだだな」と聞こえました。練習します
その頃になると召喚された上手な女の子が近くにいました。早速森口行けるか聞くと、「ETERNAL WIND」(森口の最高の名曲)を行けるといい、森口みたいに歌えるなら毎日でも聞きにくると煽ったところ、みなさんと和気あいあいとしていた雰囲気から一転して本気モードになりました。
とても上手でした。技術的には非の打ちどころがないと思い、まわりの方々は本人のより上手いなどといってましたが、私的にはエッジが効きすぎで森口の声のような透明感が欲しいところでした。本人も自覚してたらしく、少し前まで喉を壊してたとのことで次回はもっと行けるとのことでした。水の星は?と聞くと、まだまだだから猛練しとくとの事でした。次回が楽しみです。おっさんにこの二人は朝まで歌うからと茶化されながら、シカトして終電前に戦場を後にしたのでした。
帰宅時には戦場から無事帰還したランボーのような気分でした。男は悲しい生き物です。
なお、哀戦士は時間かかりそうなので次回は当分先になりそうです。
さてこの難破船の武者修行の旅。この先も続くのでしょうか。