振り上げた右腕が無くなることの深い意味

オリオン座を構成する星々で最も大きく、そして2番目に明るい恒星のペテルギウスの様子がだいぶ変化している。

もともと少し赤っぽく輝く星で、既に進化の終わりに近づいているとされ、いずれ超新星の爆発を起こすことが予測してされている。

子どもの頃から空を見上げて星を観るのが好きだった。

オリオン座は素人の私にも見つけやすい。

夜空の下を歩いていると、ふと空を見上げたくなり目をやると、そこには必ずといっていいぐらいオリオン座があった。

オリオンによほど縁があるのかと思い、最近気になって何度もハイアーセルフに聞いてみたけど、そういうわけでもないらしい。

ただ、オリオンが地球に深く関わってきたことは確かなようである。

つまり、地球に対してそれだけ大きな影響力を与えてきたということなのだろう。

ところが、この冬は、オリオン痤があまり主張してこない。

どこだ、オリオン?

そう思って見つけると、何となく以前のような圧迫感が感じられなくなっている。

よく観ると、やはりペテルギウスの輝きがだいぶ暗くなっている。

オリオンの特徴と役割りとは何か。

もちろんオリオンとひとくちに言っても、それはさまざまな星々の集合でもあり、一括りに言いきることはできない。

それでもオリオンという集合体エネルギーとして、特性や使命、役割りがあるようだ。

オイカワワタチの書にもオリオンについ触れている箇所がある。

オリオンが地球に果たそうとした役割りのひとつは、思念を物質化することだったという。

しかし、どうやら未熟な地球の人類意識では、オリオンの意図を正しく受け取れなかったらしい。

その結果、人類はネガティブなものばかりを物質化してしまったのである。あるいはせっかく受け取った叡智をネガティブな方向にしか使えなかったのである。

そしてある時、オ

富士は晴れたりニホンバレ

(マヤ暦)

銀河の音:12「水晶」

紋章 : 青い手 

私は、この世界に喜んで癒しの手を捧げよう。協力という水晶の音を遂行させるために。

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星の人々のアドバイスによりますと、銀河全体もやはり、12月の終わる頃から2月頃まではお休みの季節なのだそうだ。

この時期は、静かにのんびり過ごし、一年の計画などをじっくり立てるのがよろしいのだと。そして旧正月が明けた頃、どんどん活動し始めるのが良いとのこと。

ところが、年が明けると早々に、大変化の兆しがザワザワと騒めいているではないか。

まさか"コロナウィルス"などという奇妙な話題で新春の空気が埋め尽くされるとは、さすがに思ってもいなかった。

最後の揺り動かしが始まっている。

これは自然現象によるマザーアースの揺り動かしとは違う。

我々地球人が、自ら引き起こしている揺り動かしである。私たちはこれを機会と捉え、知恵を絞り、選択していかなければならない。

必ずや、愛のもとで新たな道を見つけだそう。

覚悟して、しっかりグラウンディン

交差する思想と理念

地球の未来を描こうとするとき、ここでは一般論とかなり異なる視点でみることになる。地球と人類が、これから5次元という未知の世界へ進もうとしている今のこのとき、古い概念で構想することはもはやできない。

最終的に我々は、ひとつの地球家族、共同体として合一するのである。

しかし現在、その未来像を逆手にとって、合一化のスローガンを上げつつ実は各国を分離分断させ、争いを引き起こそうとしているのがグローバリズムの闇といえる。

日月神示のいうところの「表ばかりみては何もわからんぞ。裏があるぞ、裏の裏があるぞ」とは、そういうことなのだろう。

このカラクリに騙されてはいけない。

これまで私たち人間の集団は、それぞれがある共通の思想を掲げて社会を構築してきた。

自由主義、民主主義、全体主義、共産主義など、さまざまだが、現在の世界で甚だしく分離し、対立している理念とは、右側と左側、つまり右翼と左翼だとも表現できる。

右翼とは、国の伝統や価値観を強く守ろうとする国粋主義で、極端に向かえばファシズムともなり得る思想といわれる。一方の左翼とは、社会平等を唱え、共産主義や社会主義を

ここまでくるともう喜劇としかいいようがない。日本で起こっている「えー?」っていうこと

このようにさまざまなことが露わになっているということは、いよいよ土壇場なのかもしれない。

今年、令和になって天皇陛下御即位を全国民が祝福したというのに、耳を疑うような出来事も山のようにあった。

国の大掃除がいよいよ始まったらしい。

繰り広げられるニッポン『ドタンバ劇場』の結末は、いったいどうなるのだろう。

政治はすでに崩壊してます

国会では、ほとんどまともな議論が行われない。

与党政権自民党は利権に流されて、調査も議論もなく、民意も問わずに法案を通してしまう。

野党の代議士たちはその機能を全く果たしていない。

ああなんと…見るに聞くに耐えがたい悪態と暴行。女性議員はなんであんなに酷いんだろう…品が無さすぎる。聞くところによると、そういうパフォーマンスが選挙の票につながるんだそうな…Oh my Gosh!

政治家っていうのはパフォーマーであり喜劇役者であり、あそこは芝居小屋なんだと思えばいいのよね。

神示いわく:悪平等は不平等ぞ

つまり日本本来の神聖な精神文化においては、女性の無

最終戦争がおこっているかもしれない

今、世の中で、とんでもない出来事が繰り広げられているということに、やっと気づいたのは令和なってしばらくしたときのことだった。

未来のことや宇宙のことばかりに熱心で、地上の現実に関心が向かなかった。というより、見ないよう聞かないよう、敢えて無視していたというのが正直なところだけど。

実際、ほとんどはネガティブなニュースばかりだし、一般のメディアは全く信用できないからだ。そうした煩わしい情報に右往左往されるより、自分自身の軸をしっかりと立てる方が先だった。

しかし、今は改めて、この地上に足をつけなければならない時が来たことをひしひしと感じている。

準備はできている。

私は、どのような哀しみにも、どんなに悲惨な情景にも、目を逸らさずにしっかり見届ける。

そして心を開いて、光を送る。

いまの地上の動きを鑑みれば、これはある意味、最終戦争なのかもしれない。戦争というと物騒だけど、隠蔽されてきたホコリや闇を叩きだして暴露しないことには、掃除のしようがないのだから仕方ない。

ライト・ワーカーたちなら知っている。これはながく予告されてきたことだ。

グローバリズム VS 反グローバリズム

グローバリズムという言葉が人々の間で使われるようになったのは1990年代だという。インターネット通信が地球を網羅し始める頃のことである。

ただしその概念は、19世紀のヨーロッパによる植民地拡大の時代に、既に存在していた。

グローバリズムの基底にある理念は「地球は一つの共同体」というもの。

ところが実際には、彼とも誰とも、今更特定しても仕方ないが、ごく一部の資本家や権力者の世界支配のために、一見聞こえがよさそうなスローガンによって利用され、しくまれてきたというのが現実だ。

グローバリズムの名のもとに、世界中に金融網が張りめぐらされ、お金を巡って、あるいは宗教を巡って、戦争を生み、難民を生み、貧困を深刻化させてきた。

お金だけではない。教育にも魔の手は伸びる。子どもたちに偽の教育を与え、都合の良い人材を育成し、政治経済を自在に操れるしくみを、長い年月をかけて丹念に構築していった。

人々は知らず知らずのうちに、お金と権威に支配され、深い闇に落ちこんだ。

人々が、もうこれ以上は許しがたく、無理だ、こんなはずではないと気付いたのは、いつ頃な

私たち地球人類の集合意識が、本当に愛と平和へ向かっていくなら、そして4次密度という新たな次元へ進んでいくとしたら、私たちにはどんな未来が待っているのだろう。

いや、待っているというのは、違う。

私たちが、どんな未来を思い描くかで、未来をが決まるというのが本当のところなのである。

ならば今ここで、人々の幸せな未来像を、できるだけ多くの人たちが思い描くことが、とても大切なことなのだ。

だから、思いつくままに、羅列してみようかと。

●化石燃料からの脱却~フリーエネルギーの実現へ

もにろん、原子力に頼る必要もない。多くの人は「それは素晴らしいが当分無理だ」と思っている。けれど人類の英知に希望を持ち、ぜったい諦めないことが大切なのだ。これまでも人類はたくさんの発見と発明をしてきた。人々の意識が変わりさえすればそれは必ず実現する。

実のところ、石油はそう簡単に枯渇しないという。ただ、石油は地球(マザーアース)の血液のような役目をしている。生命あるものから血を無造作に抜き取ることを長い年月続ければ、どのような影響を及ぼすか、誰も予測がつかないのを考えれば、使わない方がいいのだ。今までは

※写真は2005国立博物館

縄文時代は稲作も技術もあった

日本の古代史には謎が多い。

特に縄文時代については空白の1万年という感じで、BC14,000年ぐらいからBC1000年ごろまで続いたとされるが、狩りをして竪穴式住居で原始的な暮らしに近いものだったろうといわれてきた。

しかし不思議でもあった。

「13,000もの長い間、人間は、そんなに進化しないものだろうか?」

ところがここ数十年ぐらいでようやく新しい説が発表されるようになってきた。

まず、土器などが発見されたことで最近分かってきたものは以下のようになる。

11万年前~石器が使われたと思われる発見。

3万年前~加工した磨製石器が使われた。

1万6,500年前~(現時点で)世界最古の土器がつくられた。

1万3,000年前~土偶がつくられる。

1万2,500年前~漆が栽培される

以前いわれていた事実を大きく変えたのは、既に稲作が行われていたと分ったことだ。

狩猟生活と稲作生活では、生活様式や社会構造が大きく異なるからだ。

そして写真左側のモデルのように、縄文時代の女性は装飾品を身に着け、華やかに着飾って

5月1日、皇位継承によって元号が『令和』になった。

元号については、誰がどのような経緯で決定するのか、その時によってさまざまなのだろうけど、決まってみれば、不思議なことに「なるほど」とも思える。

『令和』もまた、これからやってくる時代を如実に表している。

それは地上の論だけではなく、宇宙的視野においても大いに意味のある元号といえそうだ。

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地球は今、寒色領域に進んでいる

現在の地球では3次元、5次元など、宇宙の領域やレベルを表現するのに『次元』という考え方を使っているけど、宇宙をベースにする彼らの場合、そのような単純な捉え方はしていないという。

『トゥファラ~命の星への羅針盤』(P232~)には、この概念に対する重要なことが書かれてある。(※トゥファラを紹介するホームページ)

宇宙とは、360度全方位、あるいは外にも内にも広がる全空間だ。その中である領域、ある地点を示すとき、それは螺旋上の位置として捉えるのが常識となる。

まず、空間に螺旋をイメージしてみる。

その中心に縦と横に広がる十字の軸を置いてみよう。

(図はトゥファラからお借りして

「アナスタシア」シリーズ

響きわたるシベリア杉

著:ウラジミール・メグレ(Vladimir Megre)

※このシリーズは現在7巻まで翻訳されている。

アナスタシア・ジャパン

シベリア杉の森に住む女神

現在の地球の変容とアセンションを理解するのに、さまざまな高次元存在の情報を集めてきた。

高次元とは、つまり地球人ではない異次元の存在であったり、あるいは意識体のこと。

彼らと我々地球人がどのように異なるかといえば、彼らは時間の概念がなく、過去や未来を同時に扱うことができる。あるいは意識を飛ばして遠い地にいくことも、次元間を行き来することさえできる。私たちには見えない波動やエネルギーが見えるのはもちろんだし、それらをコントロールすることも可能だ。それどころかイメージしたものを物質化することだって出来てしまう。

つまり、私たち地球人から見れば魔法使いのような存在なのである。

ところが驚いたことに、この地球上に、地球の人間として暮らしていながら、まるで異星人たちと同じかのような能力を備えた女性が実在している。

彼女の名はアナスタシア。

アナスタシアの一族は、世俗に住む人

宇宙図書館

ストーリーは夢の探求に熱心なマヤという女性を主人公にして進められていくが、全ては著者の実際の体験がつづられている。

著者の辻麻里子さんは、幼少のときに死にそうな事故に逢い、臨死体験をしたことでアカシック・レコードを読むことができるようになったという。

アカシック・レコードとは、この世界の始まりから起こり得る未来まで、あらゆる宇宙の情報が記録されているデータバンクのようなもの。別名、宇宙図書館と呼ぶこともある。

私たちの多くは、睡眠中などの知らない間に、このアカシック・レコードなる図書館を訪れることがしばしばある。でもほとんどの人は覚えていない。

瞑想などの訓練をすれば、自分の必要なときに行くこともできるようになるが、やはり自由自在にというわけにはいかない。

辻麻里子さんの場合は、幼い頃の事故の際に現れた謎の存在にそのコツを教えてもらい、宇宙図書館に自在に出入りすることが出来たという。

彼女の本には、数字や図形、音の捉え方、言葉の扱い方など、とても重要な情報が記録されている。

本の中で、マヤは宇宙図書館で出会う案内人たちから、さまざまなレクチャーを受けるのだが

ゲド戦記(原題:Earthsea)

Ⅰ「影との戦い」

Ⅱ「こわれた腕環」

Ⅲ「さいはての島」

著者:アーシュラ・K・ル=グウィン(Ursula Kroeber Le Guin)

翻訳:清水真砂子

1976年/岩波書店

私たちの世界、人間の世界を如実に表現している地上に永遠に残したいファンタジー小説。

こんなにも、小説の主人公を愛おしく思ったのは、初めてのことだと思う。もちろん気に入った小説であれば、少なからず主人公に共感することは多い。けれどそれは、あくまで小説の中の人であり、会いたいなどとは思わないのが普通だろう。しかし私は、この本の主人公"ゲド"に、無性に会いたい。会って、人生について、この世界について、たくさんの話をしてみたい。この人となら、心置きなく何でも話せるだろう。何でも聞いてくれるだろう。そんな思いを募らせた。だがそれは、恋愛のような恋心とはちょっと違う。それがたとえ小説の中の架空の人物であろうと、この世界のどこかに、この世界のことや人々や、人生のことを、こんなにも理解している人が居るのだと思えただけで、心が深く安らぐのだった。

小説は、時の設定もわから

ニュー・アース

著者:エックハルト・トール(Eckhart Tolle) 

翻訳:吉田 利子 (翻訳)

世界で最も精神的影響力のある人物と言われたエックハルトトール氏がエゴからの離脱を説く。エゴから解放されたときに訪れるであろうニューアースを目指して!

ニューアース...といっても、著者は単なるユートピア(理想郷)について語っているわけではない。

著者が目指していることは、ひとりひとりの目覚めを促すことである。

「目覚めよ」とは、気にとめるかとめないかは別として、どこかで一度は耳にする言葉でもある。聖書や、聖典や、神話の中で、あるいは現実生活でも。ある時は天から、ある時は耳元で。

目覚めよ。と、わざわざいうのだから、つまり私たちの多くは、目覚めていない。言いかえれば、要は、寝ている状態なんだよ、ということになる。それはいったいどういうことか、なぜそうなのか、どうすればいいのか、ということを、著者エックハルト トール氏が、自身の実体験と考察を通して説いているのが本書である。

そして著者が本書の中で切々と語るのは、エゴからの離脱だ。エゴが、私たちを目覚めさせないのであり、人

トゥファラ~命の星への羅針盤

著者:中村啓子

2017年/山の白い家

少女は宇宙の旅に出た!彼女が出逢った星の仲間たち、そこで体験した『宇宙秩序』のレッスン…どれもが*;%△&!? そして著者はいう…「ファンタジーの中にこそ真実があるのです」

この本は、とある街の古びた本屋で見つけた。狭いスペースの半分は文房具類で占められ、申し訳程度に本が並んでいるような小さな本屋。普通なら間違いなく通り過ぎてしまうのに、目の前に大きなポスターが飛び込んできたから足が止まった。それは、店の大きさにまったくそぐわない、大きな大きなポスターだった。

”宇宙の星々に生きる仲間の物語”

宇宙の物語…ってことは、SF?

ポスターには、絵も描かれている。やんわりとした、男性と少女の姿。

さて?いったいどんな本か。サッパリ分からない。

本のぶ厚さにも驚く。(値段にも)今どきこんな厚い本、学者の書くもの以外で見たことない。

表紙には、とても印象的な(不思議な?)可愛らしいイラストが描かれている。

頭の中に「?」がいっぱい湧いていたが、なぜか気になる。私は本を買うことにした。

物語は、"ある星"

逝きし世の面影

著者:渡辺京二

2005年/平凡社

お勧め☆日本再発見の書!時は幕末、日本を訪れた西洋の人々。彼らがそこで見たものは、まさに「おとぎの国」であった。

幕末の頃、日本には西洋の、さまざまな国の人々が訪れていた。いずれ起こるであろう、明治維新という日本開国のいぶきを彼らは知りつつ、極東の、未開国の異文化や住民たちの生活がどんなものかと、興味深々に海を渡ってやってきていた。そういう彼らが、日本の地を歩き、町並みや人々を眺めて感じていたことを、かき集めたのが本書である。

日本人として日本に暮らしていると、そこにどういう特徴があるのか、日本人自身には見えにくい。私たちは一応、日本史というものを学ぶが、ほとんどが殺風景な史実だけで、当時の人々の暮らし方を肌で感じることはあまり無いし、伝統的文化や芸術を知ったとしても、それもやはり日本人という集合意識の中でしか、理解することができない。

一方で、日本人は、外国の人々からどのように見られているかを、ずいぶん気にする人々だともいう。理由はよく分からないが、島国で、長く鎖国をしていたせいもあり、外との交流が乏しかった環境ゆえの、

植物は気づいている

著者:グリーヴ・バクスター(Cleve Backster)

翻訳:穂積由利子

2005年/日本教文社

植物に意識があることを証明した元CIA捜査官。科学者には決して出来得なかった実験の全容とその神秘にワクワク

著者、クリーヴ・バックスター氏は元CIA捜査官。

著者が「植物は痛みを感じている」ということを発表した当時(1960年代)、米国ではメディアでも広く紹介され、大きな話題になったようだ。バックスター氏は既にCIAを退職していたが、彼がポリグラフ装置の専門家で(ウソ発見器のこと)、その技術をCIAにおいて尋問に採用し功績をあげていたことでは知られていた。

本書の冒頭で、彼のユニークな体験が書かれている。

バックスター氏は高校生の時(1940年前後?)、心理学の授業でデモンストレーションが行われた"催眠術"に関心を持ったという。彼が言うには、最初は面白半分にやってみただけだが、ところがそれが、まんまと成功してしまったのだそうだ。その後も彼は、いろんな人に催眠術をかける実験を行うのだが、多くの人がかかってしまう。

誰もが催眠術をかけるのが得意なわけで

神との対話~宇宙をみつける、自分をみつける

著者:ニール・ドナルド・ウォルシュ(Neale Donald Walsch)

翻訳:吉田利子

2002年/サンマーク出版

「神」の真実を知るための、愉快だけど真面目な本

本の題名のとおり、著者は「神」と対話した。

そもそも、神に興味の無い人は手にしないだろうと思うけど

どう受け止めるか、信じるか信じないかは読む人の自由かもしれない。

こんな神がいてもいいよな、と、フィクションと捉えて読むこともできる。

著者はローマカトリックの家庭に育った米国人。

まるで友人に問いかけるように「神」と対話するが、著者の神に対する素朴な疑問や訴えは、可笑しくもあり、また共感もできる。

神って、そういうこと言っちゃうんだ?

と、これまでの神のイメージを覆すが、私はこの「神」の言葉がいたく気に入った。

「やっぱりそうでしょう」という共鳴と、「え?そうなの?」という驚きと

現社会や人間について、深く考えさせられたり、気づかされたりするところも多い。

そして、著者、ニール・ドナルドウォルシュ氏のように、それぞれが自分の「神」と対話できるのか

3.11は始まりの始まりだった

今でもはっきり覚えている。

それが起きる1週間ほど前から、胸騒ぎが収まらなかった。

その頃の私は、数年前から始めたヨガの呼吸法のお陰で、少々の体調不良や不安感などからはほとんど解放されていて、毎日クリアな気分でいられたはずだった。

おかしい、変だよ。何だろう、この胸のざわめき。

その日、私は駅で妹と別れ、電車で仕事先へ行く予定だった。始発電車の後方座席に座り、出発するのを待つこと10分。

地の底から波打つように電車が大きく揺れた。

最初のその揺れは僅か数十秒ぐらいだったかもしれない。

車内の人たちは、一瞬「あれ?」という顔をしたが、揺れが収まるとそれぞれがまた新聞を広げ直したり、携帯をいじったりと、何事もなかったように座り、出発を待つ雰囲気だった。

日本は地震が多いせいで、殆どの人は「あ、またか」ぐらいの気持ちでノホホンとしているものだ。

ところが、珍しく私は違った。

いつもなら夜中に大きな地震があったところで、目覚めることさえないぐらい鈍感なこの私が!?

これは..ただ事じゃない!私はホームに降りて改札へ向かった。

途中、念の

天使のささやき 11

しあわせは

どこからやってくるの

しあわせは

外からやってくるものじゃない

しあわせは

天から降ってくるものじゃない

朝陽の中で

うっすら輝く虹色の雲を眺めたりして

心がダンスし始めたりするとき

込み上げてくる、その感じ

空気から

光を思いきり深く吸い込んだりして

体がフワフワしたりするとき

溢れ出てくる、その感じ

ああ、その感じ、その感じ

私の中心で、しあわせが

ぐるぐるまわって、渦になり

私の体から飛び出してゆく

空と、海と、鳥と

しあわせの渦が共鳴する

高く、高く、広く、広く

しあわせは

どこからやってくるの

しあわせは

私の中からやってくる

”興味がない”人々の心理

スピリチュアルということに、多くの人の誤解かあるのかもしれない。

その言葉は霊能者や超能力や、あるいは宗教や、そういうものとリンクするからで、それは現代社会では、何やら”怪しげなもの”とか、地に足のつかない現実逃避的な趣味、のようなたぐいに捉えられてきたからだ。

でも、スピリチュアルとは、”精神性”のことだと言ったら、そういう人たちも少しは受け入れてくれるだろうか。

つまり精神性を高めることが、すなわち、スピリチュアルに生きるということなのだ。

もちろん、「霊性を高める」という言い方もできるけど、霊という言葉は結局、神秘的イメージを与えてしまうかもしれない。

精神性を高める行為がスピリチュアルを意味するとしたら、それをフフッと笑って軽蔑したりするようなことは、なくなるのではないだろうか。

それともやはり、そういうのは、ブッタやイエスにお任せするよと、遠ざけるのだろうか。

その辺りの人々の心理的な面が、実は私にはよく分からない。

けれどいずれにしても、スピリチュアル的な話やUFOの話をすると、表面的な面白さで話している間は興味シンシンでも、少し
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