有りき(読み)アリキ

デジタル大辞泉の解説

有(あ)りき

《文語ラ変動詞「あり」に文語過去の助動詞」の付いたもの》名詞などに付いて、そのことが既に存在した、また、かつてそこにあったのを表す文語的表現。「初めに言葉有りき」「故宮ここに有りき
[補説]「結論ありきの審議会」などの用法は、結論は既に決まっており審議会は形式に過ぎないの意である。

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