ビートルズネタの流れで、少し「発声⇒英語発音」の趣旨とは異なりますが、私なりの
英語曲を歌うちょっとしたコツをお話できたらと思い。これは以前雑談ネタに挙げた「完璧主義はよしましょう」にも通ずるところがあります。あるいは、言われずとも皆さんやっていることかもしれません。
英語は歌でなくともリズムやイントネーションがとても重要です。話し言葉でもリズム良くキーワードだけを言えれば単語だけで大体通じるものです。
私含め英語の歌に挑戦してありがちなのが、歌詞を見てそれを曲にのせようとして、のせられず(大体字余りで歌詞が間に合わず)あわててハチャメチャになっちゃうパターンです。それならサビだけ抑えておいてあとは聴いてなんとなく覚えてる音をテキトーに歌った方が全然マシだったりします。し、サビ押さえておけば盛り上げるにはそれで十分ともいえます。
が、ここでは普段私が多用している、省エネでもう少しそれっぽく聞こえるコツです。
とくに英語の曲はリズムに合わせて強いところにキーワードが来るので、それだけ押さえておく作戦です。何度も聞いているなら印象に残ってるでしょうし、事前に曲を聞いてチェックしましょう。全部ちゃんと歌うのに比べたらかなり省エネです。
例えば、「Queen」の「Crazy little thing called love」の例(なぜか^^;)ですと、
※たまたま最近歌詞うろ覚えで実際このように歌って評判も悪くありませんでしたので、この曲を例にしました。すっとビートルズの例が出てきたらよかったのですが。
“It shakes all over like a jelly fish”
は
「いshakesおぶらいかJELLY FISH」
のように緑のキーワードに注目します。灰色は間が合わせられれば歌わなくてもいいくらいです。「オールオーバー ライク ア」とか言ってると大切なキーワードを逃します。クラゲのようにゆらゆらしてるんです。意味的にも十分です。
次の例も同様ですが、はじめに分かりやすい英語がきて、「お、いける!」と上機嫌でお得意の英語の発音を披露している間に大切なものを失う(「もぅ〜戻れないよ」)のパターンです。
She gives me Hot and Cold F⤴︎ever
Then she leaves me in a cool, cool sweat
上記の緑の部分(とくに矢印であがるところ)が曲のアクセントになる超かっちょいい部分でここを逃すのは痛いです。
この場合最初の黒字部分はあまり気にせずに、緑のキーワードをタイミングよくきちんと歌うために間をとること重視で「シギミ」とか空耳アワー的に日本語チャンクにでもしときましょう。
私はこの曲ちゃんと練習してなくていつもこんな感じに歌ってますが評判は悪くないです。
(現在テキトーチャンクの部分を英語学習的な意味も含め、自然に歌えるよう練習中ですが、おそらく変わっても皆あまり気づかないでしょう。)
さらに英語の歌は韻を踏むことが多いので、リズムとキーワードを押さえておけば、同じリズムで似た単語が繰り返されたりもしますので効果は絶大かと思います。
また小ネタでしたが、ではまたー