ブログで経験と知識をアウトプットすることで得られたものとその重要性

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情報をアウトプットするのが大事とはよく言われます。得た情報を自分の仕事や趣味に落とし込めば間違いなくパフォーマンスが上がるでしょう。そこから更に発展性をもたせるためにオススメしたいのが「特定のターゲットに向けて自分の経験と知識をWEBでアウトプットする」という作業。

それを続けることで自分の知識が骨太になる、散らばっている情報を整理できる、お仕事に繋がる、狙った目的を達成できるといった効果が期待できます。特にお仕事が欲しい人や新しいことに挑戦したい人には必須の作業です。

今回はインターネットにアウトプットするとどんなことが起こったのか、というお話です。

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私がやってきたアウトプットとその目的

登山と写真で仕事をしている人。

登山と写真で仕事をしている人。という山岳写真をメインにしたメディアを運営しています。

これは登山と写真に興味がある人への私の経験と知識のアウトプットです。目的は山岳写真がもっと盛り上がって欲しい個人的な感情。自分の好きなことを他の人にも好きになってもらいたい、ただそれだけです。

よって私自身がこれによって仕事や趣味のパフォーマンスが短期で直接的に上がることはありませんが、別方面から得られたものがたくさんあります。

アウトプットによって得られた仕事

では自分の経験からアウトプットした情報で得られた成果はどのようなものなのか。それが以下になります。

  • たくさんの企業からのお仕事のお誘い
  • 登山領域でのお仕事
  • カメラアクセサリーメーカーとのお仕事
  • カメラ専門店とのお仕事
  • 地方自治体からの活性化のお仕事
  • WEBニュースに掲載

私はお仕事をする人にも詳細を明かすことは少ないので基本的にはブロガー・山写としてのお仕事です。

真面目にやれば多分生活できるボリュームなのですが、山で写真を撮り研究することが本業なので登山と写真の楽しさが伝わり山岳写真でナイスネイチャーできるもの以外はあまりやらないことにしています。

日本に帰ってきたばかりの時は日本のすべての人達から「お前誰やねん」って扱いでした。それでも数年で業界の中でみっちり仕事ができるようになったのは情報を発信(アウトプット)し続けてきたから。それも山岳写真をピンポイントで。

実際経験してわかったことが、何かをWEBでアウトプットし続けると高確率で反応があるということ。自分がどれだけ高い技術や稀有な経験を持っていてもそれを知っている人がいなければ何も始まりません。特にフリーランスでクライアントを自分で探さなければならない人は死活問題ですね。情報発信は営業活動でもあります。

企業所属の会社員の方は何かしらのプロフェッショナルなので、仕事で得た知識や経験を社内規則に反しない範囲でアウトプットし続けるとアウトプットから仕事・収入に繋がる流れに入っていくことができます。なぜならそれを求めている人たちがたくさんいるから。

専門的な技術や知識、経験を公開すると企業からするとその人の人となりがわかりやすいです。加えて業界の中の人は、その人がどのレベルなのかが分かるためお声がけいただくことが多くなるのだと思います。

山岳写真のニュース

最近はnoteで山岳写真の技術を公開したり、BenQさんやfinetrackさんといった企業さんとコラボで写真・登山の講師をしたりもしています。それがきっかけでBCNさんの取材が入り、niftyニュースlivedoorNEWSに山岳写真のことが掲載されるまでになりました。

匿名での活動でもこのくらいのことはやってなれないことはない。多くの人に山岳写真の魅力を発信し、同時に安全な登山を知ってもらえる世界になるまで頑張る。色々な協力者、企業さんも増えてきたのでそろそろカメラメーカーさんも本腰入れて欲しい。なにとぞ…なにとぞ…。

成果でいうとこのような感じです。次にアウトプットするメリットとして長期視点でみると自身のスキルアップにも繋がる効果があります。

インプットしたものは他者へアウトプットすることで理解が深まる

アウトプットで高まる知識

インプットした内容を理解して自身のスキルとしてアウトプットすると必ず自己最適化が行われます。自分に必要な一部分だけを使用したり、すでに持っている知識をベースにして前提となる条件を省いてしまったり。

自分の行動だけで完結するならまったく問題ありません。むしろ効率的とすらいえます。

しかしそれを他者に説明することができません。なぜなら自分の持っている知識が他人が持っているとは限らないからです。俗にいう相手が何がわからないのかがわからない状態です。

よって説明するためにはアウトプットする内容に至るまでのすべてを改めて復習する必要があります。座学的な意味で新しい発見はありませんが、別の知識と組み合わせるなどの新しい発見をすることができます。それが私の場合は写真x登山、写真xデザイン、写真学x色彩学の連携などになります。

山岳写真のスナップ撮影の技術のnoteの内容紹介と、これまでの山岳写真活動について | 登山と写真で仕事をしている人。
以前に長年の山岳写真家としての経験と技術の基礎をまとめた【山岳写真を安全に撮るための登山の知識と撮影技術】をnoteで公開し、半年で700人の方に購読していただけました。その続編として「山に登りながらスナップ撮影する山岳写真技術実践編【白馬岳】」をリリースしました。 今回の作例はほとんどが手持ちで撮影したスナップです。

これを行うことでスキル✕スキルのシナジー効果が発生してブレイクスルーする可能性も出てきますし、なんとなくわかっていたレベルの知識も改めてしっかりと勉強でき、骨太で奥行きが出てきます。

それを痛感したのがセミナーの講師。登山と写真なので当然人に教えることができるレベルの登山技術と撮影技術がなければ話になりません。登山の何が危険なのか、エモい写真はなぜエモいのか、それを説明しなければならないため持っている知識と技術をアウトプットして整理するという手法は役立ちました。

正しい知識なのかと臆すると損をする

ブログの批判は気にしない

自分が経験して得たもののアウトプットは正しい、正しくないは関係ありません。

もしかしたら間違っているかもしれない…という不安でひたすら勉強してからアウトプットすることにあまり意味はありません。

なぜなら座学で得られる知識は教科書に載っているので価値がないからです。もちろん人に害を与えてしまう内容には注意が必要ですが、所持している知識をどう扱ったか、結果としてどうなったかの経験のほうが価値があります。

しっかりとインプットして達人になってからアウトプットするなんて準備に何年もかかってしまいます。真面目な人ほど真似れば間違いないというコンテンツを作りたがる、求めがちです。

しかし正解を提供したところで数学の「1+3=4」という回答を提供するだけで、「2+2」を解けるものではありません。大事なのは回答に至るまでの過程、つまり経験です。

仕事をしている人、趣味に没頭している人の誰もが突き当たる壁や悩み、その解決への誘うコンテンツは自身と同じレベルのターゲットに対してはとても有意義なものです。

初心者には初心者の悩み、上級者には上級者の悩みがあるはずです。つまり初心者でしかできないアウトプットがあるはず。例えば登山初心者なら足の筋肉痛は頻繁に起こりますからリカバリーの体験談や、その時はじめて勉強して理解できた知識をわかりやすく説明すると、私が記事を書くよりも初心者の共感と理解を得やすい貴重なものになります。

このような経験ベースでターゲットを明確にしたコンテンツは唯一無二なものでSEO的には強いです。私は記事を書く時はGoogle検索は一切せずに自分の経験から得たものだけをアウトプットしています。結果狙ったワードのほとんどで検索上位を撮ることができています。

批判は気にしない

情報発信に対する批判は気にしない

ターゲットを絞ると当然アウトプットする内容を理解できる人、できない人が出てきます。特に初心者に向けて中級者以上の情報を発信すると理解ができずに批判に繋がることがあります。

加えて未熟な自分をさらけ出す内容や、読み手の意見とは相容れないものは純粋悪として非難してしまう人も少なからずいます。

すべての人に対して100点満点の内容のコンテンツを作ることは不可能です。納得する意見は受け止め、理不尽な批判に関しては受け入れる必要はないかと思います。

それよりも理解をしてくれる人、ターゲットした領域の人のための情報をアウトプットしていくと最初から決めておくと心穏やかになれます。

最近わたしも色々巻き込まれますが、仕事に支障が出ることはなく法に触れるものに関しては専門家に任せています。

継続しないと成果は出ない

アウトプットを蓄積する

何事も継続が大事といいますが、これができる人が少ないのではないかと思います。インプットしたものはアウトプットして形にして残しておく。

写真なら撮影データをいかにして多くの人の目に触れる用に仕組みを作るか、デザインならWEBサイトを作って公開する。プログラムのソースならGitHubなど色々な選択肢があります。

最初に触れたとおり、「仕事につなげたい」「新しいことを始めたい」という目的のアウトプットは他者に見られてはじめて意味があります。ならいかにしてその情報を多くの人に見てもらうのかという考えが大事であると考えています。

ブログの更新もそうですが、最近は山岳写真の技術書を定期的にまとめています。最初に作ったものが16ページ。そこかあら前回のRAW現像の技術を加えて36ページにボリュームアップ。これを繰り返していけばそのうち100ページを超える技術書になり多くの人にナイスネイチャーをお届けできるという算段です。

自分の得意とするものをアウトプットして形にすることを継続するだけでコンテンツとしての価値は上がり続けます。…たぶん。

どの仕事、趣味でもアウトプットはできる

このように自分のやっていることを整理して情報発信をするだけで世界が広がりました。

情報は専門性があり求める人が多いほど影響力という点では強いですが、プロフェッショなるである必要はありません。前述したとおり「自分の立場」という属性をつけた情報なら唯一無二の情報です。その意味で専門性では突出します。

そこに価値がある以上、利益を出したい企業は無視できませんのでお仕事に繋がる可能性が高いです。たとえ繋がらなくても自身のスキルの整理ができるためパフォーマンスが向上します。

また情報を整理して人に伝えるという技術、つまりはプレゼン力や情報設計力が身につきます。

自分の中だけで理解していたと思っているものでも、いざ世の中に発信したら間違っていたなんてこともたくさんあります。自分の意見や知識を世の中に発信することで得られるものは莫大です。

自分が楽しむために、また仕事をするために得た知識を他の誰かに伝えるためのアウトプットをしてみると想定外のことが頻発して生活が刺激的になるのでお試しあれ。

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