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次回負担金「計上しない」 トリエンナーレで名古屋市長

 名古屋市の河村たかし市長は三日の定例会見で、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の次回開催の負担金を市の新年度当初予算案に計上しない考えを明かした。ただ、次回開催に向けた組織態勢を検討中の県も当初予算案では開催費用を計上しない考えで、市長の発言を冷静に受け止めている。

 河村市長は「いろいろとはっきりしない今の状態では払えんでしょう」と訴える一方、「物事には話し合いというものがある」とも話し、今後の補正予算で対応する含みも持たせた。

 市は企画展「表現の不自由展・その後」のあり方が問題化した昨年開催分の負担金のうち支払いを留保している約三千万円のあり方と、二〇二二年の次回開催以降の市の関わり方を第三者委員会で検証中。県からも予算編成段階で次回開催分の負担金についての説明はなかったといい、市幹部は「今のタイミングで負担金を予算計上できないのは既定路線」との見方を示す。

 大村知事も同日の定例会見で次回開催の県負担金について「(県の検討委員会から)組織態勢、やり方を見直すべきだと言われているので、それをやった上でということになる。できていないから名古屋市とも話をしていない。声を掛けなければ(市の予算の)俎上(そじょう)にも上らないのは至極当たり前のこと」との認識を示した。その上で「決められた約束事は守ってもらわなければならない」と、市に昨年開催分の負担金支払いを求めた。

 (谷悠己、中崎裕)

 

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