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2020年2月8日 紙面から
中日-沖縄電力 3回裏1死三塁、石川昂が右翼線に適時二塁打を放つ(益田樹撮影)
あいさつ代わりのプロ初安打&適時打だ。中日のドラフト1位ルーキー石川昂弥(たかや)内野手(18)=東邦高=が7日、読谷球場で行われた沖縄電力との練習試合に「3番・三塁」でスタメン出場した。第2打席にプロ初安打となる適時二塁打を放ち、プロ初の実戦で早速その存在感を示した。
雨を切り裂くように伸びる打球が右翼手の頭を越えていった。3回、相手右腕の初球124キロスライダーを無理に引っ張らず右方向へ。プロ初の実戦で初安打、初打点。二塁上で笑みを浮かべていた。
「結果よりも内容を重視していたのですが、1本打てたことはよかったです。前の打席でやられていたのでスライダーが来るんじゃないかと思っていました」
試合開始前から雨が降る最悪のコンディション。足場も悪く、バットを握る手もぬれる。それでも「集中力が消えないようにと思ってやっていました」と自分のできることに集中した。
狙い澄ました右打ちだった。左翼から右翼に向かって強い風が吹いていた読谷球場。前日は面白いように左翼方向への柵越えを連発していたが、この日の試合前のフリー打撃ではどれだけ引っ張ってもフェンスにも届かない。
「きょうはレフトに向かって打っても柵越えはできない」。そう確信すると、後半は風に乗りやすい右翼方向を意識して打ち込んだ。練習通りの右打ちに「練習が結果につながったのであれば、うれしいですね」と明るい表情で振り返った。
広角に打ち分ける技術があるからこその対応力。仁村2軍監督は「軸足を引いてスライダーを向こうに飛ばす。簡単にできることじゃない。これが高校生なのかとびっくりしますよ」と驚嘆する。さらに好機で打席が回る前のネクストにいる姿を見て、「あいつ、笑ってたからね。普通の高校生じゃないね」と大物感を感じ取った。
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