写真:台湾市政府提供
台湾ってあまり知られていないかもしれないですけどハイキングとか登山のスポットが結構あるんですよね。台北で有名なのは陽名山(ようめいさん)ですけど、台中だと大坑(だーかん)といった感じでしょうか。登山好きな台湾の方も多い印象ですね。
又、台湾には3000m声の山が268もあり、日本では21と台湾がどれだけ高い山があるかはこれを見てもすぐにわかりますよね。
※台湾の面積は九州くらいだし
ちなみに台湾で一番高い山は玉山(ぎょくさん)と言い3952mでなんと富士山よりも高いんですよね、知ってました?
玉山は登山には申請が必要で抽選に受からないといけないと聞いた事がありましたが、ちょっと調べたら日本語の申請ホームページもあったので登山好きの方はこちらをどうぞ。
そんなこんなで、自分は登山経験ほぼ無しなので登山では無く、ハイキング程度に大坑でリフレッシュする事に。
ただ大坑には何本もルートがあり、番号によっては本格的な登山ルートもあるので甘く見ない方がいいですよ。
以前調子に乗って難しいルートを歩いた際には帰り際に足ががくがく震えるほど疲れましたのでまずは初級から入るのがおススメです。その時は疲れすぎてどのルート歩いたかもう覚えてません…
◆大坑とは
大坑は1976年に台中政府の開発により大坑風景区として観光地や台中住民の憩いの地となり、全体では約3300ヘクタールと東京ドーム約700個分の大きさを誇る場所です。
海抜は112m~859mであり、6つの渓流が流れ、30以上の落葉樹が素晴らしい風景を奏でます。
時期によっては蛍を見られたり、9.11地震の後には地殻変化により温泉が湧きホテルなども出来たとの事で色々な楽しみ方が来ます。
◆12本の登山道
1号から10号まであり、5号は5-1、9号は9-1と別れているので合計で12本の登山道があります。
ルートによっては階段が綺麗に舗装されていたり、丸太で出来た歩きにくい道だったりと大きく差があります。
※ルートによっては蜂の巣があるので注意した方がいいです。
各登山道の難易度
台湾の方話だと
1、2、3、4、5、5-1、10号は難易度が高いので、年配者やお子様、体力に自信の無い方にはおススメ出来ないとの事。
4号が一番険しいとの噂で、2号が景色が綺麗との話です。
登山好きの方はこのルートに挑戦してみるのもいいですね。
6、7、8、9、9-1號は比較的緩やかなので、初心者の方にはこちらがおススメとの事です。
基本的に駐車場やバス停は9号付近なので、まずは9号ルートを歩いてどの程度なのか確かめるといいですね。
又、万が一のトラブルの際は下記に電話して下さい。
大坑風景區緊急事故處理
(1)東山派出所:東山路2段30號,TEL:04-22392713、04-22394925
(2)台中市救難協會:東山路2段151-2號,TEL:04-23959595
(3)露營相關問題~中正露營區電話:04-22390685
◆大坑へバスで行くには
台中駅からだとこの番号のバスに乗れば40分~50分程度で着くそうです。
(1) 仁友客運 1、20、21、31号
『台中火車站』で乗車し『大坑圓環站』にて下車
(2) 台中客運15、16号
『綠川東街』にて乗車,『大坑圓環站』にて下車
大坑圓環站からは『大坑九号歩道 』か『大坑地震公園』を目印に少し歩くとの事です。
自分は原付派なので台中市内から30分位で到着しました。
◆大坑付近のおススメ
台中で有名な東東芋圓の本店があります。白玉のようなもちもち食感のスイーツが楽しめますよ。
子供連れの方におススメのレストラン。段ボールで作られた車や汽車など色々な物が飾られており、そのクオリティーにはビックリさせられます。
写真映えするし、子供と一緒に楽しめる一風変わったレストランですね。
◆大坑を歩いてみる
バス停は駐車場から一番初めにたどり着くのが9号ルート入口付近で9号ルートまでの道はちょっとしたレストランや露店が立ち並んでいるので食事をしたり特産物を見る事も出来ます。
入口付近にもレストランが数件あるのでご飯も食べれますね。
こんな感じで登山口の入口までは道の両側に露店が立ち並んでいます。
露店では現地で採れたであろう果物や野菜が無造作に並んでます。
市内では見かけた事の無い黄色いパッションフルーツもありました。
カリフラワーもカラフルなやつがあったり。
民家の上に謎の壺が乗っていたりと面白い。
ちょっと気持ち悪い木も、木の幹から直接なってるし。
そんな感じで自分達はぷらぷらお散歩した感じでした。
焼き芋を買って入口付近の地震公園で休憩することに。
地震の傷跡がそのまま残されていますね。
参考までに登山ルートも紹介していきますね。
初心者ルートだとこのように歩きやすい道が多く整備されていますね。
こちらは難しいと言われる2号ルートになりますね。見てわかる通り足元は若干不安ですね。
写真:台湾市政府提供
こちらも2号ルートですね、ちょっと本格的ですがその分景色も綺麗ですね!
写真:台湾市政府提供
という事でルートごとに全く違った楽しみ方の出来る『大坑歩道』は体力によって大人から子供まで皆が楽しめる場所なので、アウトドア好きの方は是非挑戦してみて下さい!