映画.com画像より
まだ皆さんの若い記憶にミュージシャンであり、俳優のピエール瀧さんが昨年コカインを摂取したとして、麻薬取締法違反罪で執行猶予付きの有罪判決を受けたと思います。
逮捕から1年も経っていないなかでの芸能界復帰は早いのではないかと世間から見ても思います。
そして今月、ピエール瀧さんが映画の撮影に参加して芸能活動に復帰することが判明しました。
ピエール瀧場合さんは才能多彩な芸能人であり、ミュージシャンです。活動範囲も広く、逮捕でかなり迷惑をかけてしまいました。
人気タレントの武井壮さんの恩人としてもピエール瀧さんは人柄の良い方と世間で知られています。
だが、芸能界でこれだけ薬物事案が広がり、しかも短期間で社会復帰できたとすれば当然、他の薬物問題で干され人たちはどうなの?ってなりますよね。
ピエール瀧さんの執行猶予は3年です。再犯率が高いと言われる薬物事案だけに、しっかり再起を果たして欲しいです。
最近では、女優:沢尻エリカさんが麻薬所持で判決が下されました。
沢尻エリカ、直筆コメント「今一度、自分自身を見つめ直していきます」https://www.oricon.co.jp/news/2154886/full/?utm_source=Twitter&utm_medium=social&ref_cd=tw …
#沢尻エリカ
【判決受け】沢尻エリカ被告、直筆で謝罪コメント発表https://news.livedoor.com/article/detail/17779253/ …
所属事務所を通じて直筆コメントを発表。麻薬取締法違反の罪に問われ、東京地裁から懲役1年6月、執行猶予3年の判決を言い渡された。
人気があり、影響力のある人間が密売人のターゲットとなってしまいます。
芸能事務所側もある程度、商品を管理するのと同様に事務所に所属している人をもっと管理しなければ同じ過ちを繰り返すでしょう。
ピエール瀧さん同様、沢尻エリカさんのファンでありましたが今回の騒動で世間からの目は厳しくなりました。
その分、今回の過ちを活かして薬物の怖さと薬物を世に広めない活動をすることによって罪を償って欲しいです。
しかし、今回の件でネックなのが、薬物をそんなに早く断てるの?っていう事が疑問になります。
コカインとは?
コカインには、覚せい剤と同様に神経を興奮させる作用があるため、気分が高揚し、眠気や疲労感がなくなったり、体が軽く感じられ、腕力、知力がついたという錯覚が起こります。しかし、覚せい剤に比べて、その効果の持続期間が短いため、精神的依存が形成されると、一日に何度も乱用するようになります。乱用を続けると、幻覚等の精神障害が現れたり、虫が皮膚内を動き回っているような不快な感覚に襲われて、実在しないその虫を殺そうと自らの皮膚を針で刺したりすることもあります。コカインを大量摂取した場合、呼吸困難により死亡することもあります。
2020/02/06千葉県警察本部HPより引用
コカインやニコチンなどの薬物は、脳の報酬系へ強く作用し、依存性を高めます。特に、摂取後に急激に脳へ到達した場合と緩やかに作用する場合とで比べると、コカインもニコチンも摂取後の立ち上がりが強いほど依存性が増していきます。
煙草を断つことも難しいですが、さらに難しいコカイン断ちは果たして1年でできるのか?
コカインでは、注射器による静脈からの摂取が最も急激に強く作用し、次いで喫煙と鼻の粘膜からの粉末吸入、経口摂取の順となります。
コカインは中枢神経のドーパミンの分泌をオフにするシグナルを阻害することで、通常ではあり得ないほど脳の報酬系を活性化させます。
動物実験ではコカインが脳の報酬系のドーパミンを通常の3倍以上にまで高めることが分かっています。
ただでさえパチンコなどやめられないドーパミンに支配された人がいるのに、ドーパミンの3倍以上の影響は計り知れません。
薬物には決して関与しないことが大切です。
参考
https://www.google.co.jp/amp/s/toyokeizai.net/articles/amp/329140
https://www.police.pref.chiba.jp/shonenka/safe-life_juvenile_delinquency-06_05.html