【北京=羽田野主】新型コロナウイルスによる肺炎が広がる中国で、いち早く警鐘を鳴らした湖北省武漢市の医師、李文亮氏(33)が7日、新型肺炎で死去した。李氏はネット上で「デマを流した」としていったんは武漢市公安当局に訓戒処分を受けた。国内の根強い批判を受け、中国共産党の機関紙、人民日報(電子版)が死を悼む伝え方をするなど一転「英雄」扱いになっている。
李氏が入院していた武漢市の病院は微博(ウェイボ)…
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