特別展「きもの KIMONO」が、2020年4月14日(火)から6月7日(日)まで、東京国立博物館 平成館にて開催される。
特別展「きもの KIMONO」は、鎌倉時代から現代に至るまでのきものを通史的に総覧する、かつてない規模のきものの展覧会。東京国立博物館で大規模な染織の展覧会を行うのは47年ぶりとなる。

会場には、信長・秀吉・家康・篤姫など歴史上の著名人が着用したきものや、尾形光琳直筆の“小袖”、「観楓図屛風」「婦女遊楽図屛風(松浦屛風)」など、きものが描かれた国宝の絵画作品、現代デザイナーが手がけたきものなど200件以上の作品が集結。現代にいたるまで多様に展開しながら、日本独自の美の世界を体現するきものの過去・現在・未来を見つめる展示内容となっている。
「婦女遊楽図屛風(松浦屛風)」に描かれているのは、まるでファッションモデルのように江戸時代初期のきものをまとった女性たち。当時の流行を担った遊女たちが、プライベートな時間を思い思いに過ごす様子を描いた本作からは、衣装だけでなくヘアスタイルや小物の流行も見て取ることができる。

江戸時代には、京都、江戸の両都市から流行が発信されていた。重要文化財「振袖 紅紋縮緬地束熨斗模様」は、京都に伝承された友禅染の、最高の技術を駆使した振袖。豪華絢爛な模様と高度な技術に裏打ちされた繊細な色挿しが魅力だ。また、江戸では尾形光琳直筆の「小袖 白綾地秋草模様 尾形光琳筆」のように、有名な絵師に描かせた描絵の小袖が流行した。

その他、文明開化を経て西欧風のモダンな模様を染めた友禅やアール・デコ調のデザインを取り入れたきものや、現在三越のショッピングバッグのデザインに取り入れられている模様のきものなどが登場。アーティスト・岡本太郎が手がけたブランド「TAROきもの」のダイナミックなアートワークが施されたきものも展示される。

本展覧会で音声ガイドを務めるのは、舞台「刀剣乱舞」シリーズや劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season月に出演し、舞台をはじめ、映画やテレビなど活躍の場を広げる俳優・鈴木拡樹。
きものを着ていた時代の物語を演じることが多い鈴木は、今回のナビゲーションを通して、「楽しみながらきものについてより詳しく知ることができた」と語り、「普段きものに触れる機会のない人にも、その美しさに触れていただきたい」とコメントしている。
【詳細】
特別展「きもの KIMONO」
会期:2020年4月14日(火)~6月7日(日)
前期展示 4月14日(火)~5月10日(日)、後期展示 5月12日(火)~6月7日(日)
会場:東京国立博物館 平成館[上野公園]
住所:東京都台東区上野公園13-9
開館時間:9:30~17:00
※金曜・土曜は21:00まで開館
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし5月4日(月・祝)は開館)
観覧料:
一般 1,700(1,500)円、大学生 1,200(1,000)円、高校生 900(700)円
※( )内は前売り料金
※20名以上の団体券は一般 1,400円、大学生 900円、高校生 600円
※価格はすべて税込み。
※中学生以下無料
※障がい者とその介護者1名は無料(入館の際に障がい者手帳など提示が必要)
※前売券は2020年1月29日(水)から4月13日(月)までの間、東京国立博物館正門チケット売場(窓口、開館日のみ、閉館の30分前まで)、展覧会公式サイト、各種プレイガイドにて販売。
■特別前売券
・オリジナルリラックマセット券(数量限定)
販売期間:2020年1月15日(水)~ 4月13日(月)
販売場所:ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット、イープラス
価格:3,200円
内容:本展特製「リラックマ」のボールチェーンぬいぐるみ付チケット。
※チケット購入時に観覧券とグッズの引換券を発券。グッズは2020円4月14日(火)以降に本展覧会場特設ショップで引き換え。オリジナルリラックマは、特設ショップでも販売予定。
・IKKO ビューティートーク・プレミアムナイト鑑賞券(300名限定)
販売期間:11月1日(金)~ 2020年4月21日(火)
販売場所:展覧会公式サイト
価格:6,000円
内容:2020年4月22日(水) 18:30~21:00開催のIKKOトークショー、展覧会公式図録付きチケット
・プレミアムナイト鑑賞券(600名限定)
販売期間:11月1日(金)~ 2020年4月15日(水)
販売場所:展覧会公式サイト
価格:5,000円
内容:2020年4月16日(木) 閉館後18:00~21:00に鑑賞可能なチケット。展覧会公式図録付き。
※価格は全て税込。なくなり次第、販売終了。
【問い合わせ先】
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)