サッカー日本代表とU-23日本代表を兼任する森保一監督(51)が7日、欧州クラブに所属する選手を視察するため、羽田空港発の航空機で出発した。約2週間の滞在でドイツ、ベルギー、オランダ、イタリアなどに出向く計画といい、森保監督は「A代表と東京五輪チームの選手に少しでも会えればなと思う」と語った。
イタリア1部のサンプドリアへ電撃移籍した主軸DF吉田麻也(31)と面談したい意向で、森保監督は「良いチャレンジの決断を(吉田)本人も覚悟を持ってしていると思うので、会えるのであれば会いたい。そうでなければ、彼が良いコンディションで戦えるようにと考えている」と語った。
トルコ1部・ガラタサライの外国人登録枠から外れ、公式戦でプレーできない状況に陥っているDF長友佑都(33)に関して、森保監督は「(ガラタサライで)練習はさせてもらえると聞いている」とした上で、「彼自身の試合勘というところはもちろんあるかもしれないですけれども、最低限のフィジカル的な部分ではしっかりキープしてくれるかなと思っている。国際舞台で戦う意識の下で過ごしてくれると思うので、心配はしてない。見守っていければいい」と静観する姿勢を示した。