取得がいまひとつ進まないマイナンバーカード。普及策の柱として、政府は2021年3月から健康保険証として使えるようにする。厚生労働省は20年度の予算案に病院や薬局のシステム整備支援費用として768億円を計上した。前年度の約5倍だ。政府は23年3月末までにおおむね全ての医療機関で利用できるようにする計画だが、関係者の間で普及の壁と意識され始めたのが2円の手数料だ。
「マイナンバーカードだけに手数料が…
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