転職をしたことがある方であれば、ハローワークを使ったことが1回はあるのではないでしょうか。
地域の求人に関しては、トップクラスの数を誇るハローワークを転職で利用しないのは勿体ないです。
ですがハローワークに関しては、ブラック企業が多いと噂もあります。
実際、ハローワークにはブラック企業が多いのか?について、キャリアコンサルタントが説明します。
ハローワークとは?
そもそもとしてハローワークとは?について、ハローワークの基本的な概要から解説していきます。
ハローワークとは、国が運営している公共機関で「職業安定所」と呼ばれることもあります。
ハローワーク=転職方法という認識を持っているかもしれませんが、ハローワークには転職支援の他、いくつかの役割があります。
転職で新たな知識やスキル、または資格を取得したい人は職業訓練校に通うことを選択します。
ハローワークは日本全国の各都道府県にいくつか必ずあるので、求職者がどこにいても利用することが可能です。
ハローワークにはブラック企業が多い噂は本当?
ハローワークには、第二新卒や40代役職なしの求職者を対象にした求人が多く、ブラック企業が多いということが一般的には言われています。
実際のところ、ハローワークにブラック企業が多いのは事実です。
では何故ハローワークにブラック企業が多いのか、それには理由があります。
今はハローワークも、ブラック企業の求人は取り扱わないという方向性を示しています。
ですが実際のところは企業に対するスクリーニングが弱く、ハローワークの求人にブラック企業が多く紛れ込んでいるのも事実です。
ブラック企業へ転職すると、その先に待っている未来は過労や早期離職など悪いことばかりになります。
優良企業で働きたいなら登録すべき転職サイト
転職で求人票を見ると思いますが、残業・休日や給料についてなど、一般の人にはわかりにくい表現が多いです。
知らずに転職して、「こんな話、聞いてなかった…」とブラック企業に入社するケースもあります。
転職で失敗をしないためにも、転職サイトに登録して転職活動を行いましょう。
今すぐ転職する意思がなくても、転職サイトに登録しておくことで求人のチェックや相談など良い情報を見つけられる可能性が上がるからです。
転職活動はタイミングも大事で、すぐ転職する気はなかったけど、良い求人がたまたま見つかって転職したケースも多いです。
良い求人を逃さないように転職サイトに登録して随時チェックしておくと、転職を成功させることができます。
また紹介した転職サイトにはアドバイザーがいて、相談すれば企業の情報(その企業がブラックかなど)を教えてくれます。
求職者には見えない情報もしっかりと教えてくれるので、転職成功のために活用してください。
ハローワークは転職サイトと同時に使うことがベスト
ハローワークには求人が多く使いやすいのですが、ブラック企業が紛れているので注意が必要です。
ハローワークを利用するのであれば、転職サイトにも登録することをおすすめします。
転職サイトを利用すると、そのエージェントのキャリアアドバイサーに相談することができます。
転職サイトに登録すると、ハローワークだけを利用するよりもメリットがあります。
- その企業がブラック企業か調べてくれます
- 同じ求人があればキャリアアドバイサーが直接交渉してくれます
- 同じ職種で好条件の求人を紹介してくれます
また、転職サイトを利用するメリットに、転職活動がスムーズにできることもあります。
ハローワークは求人の紹介までを主な転職支援にしていて、それ以降の転職支援はほぼ皆無に近いです。
履歴書や職務経歴書の添削、面接調整などはすべて求職者自身が行い、内定後の条件交渉も自分で行うことになります。
条件交渉と言っても、ハローワークの求人の場合は特殊で交渉の余地がありません。
転職サイトのキャリアアドバイサーであれば、書類や面接の対策だけではなく、給与面などの交渉も行ってくれます。
ハローワークだけで転職活動をするとブラック企業に入るリスクがあるので、転職サイトを使ってブラック企業を回避しましょう。