飛び込みの国際大会派遣選手選考会は5日、東京辰巳国際水泳場で第1日を行い、女子シンクロ板飛び込みは昨夏の世界選手権代表の榎本遼香(23)=栃木DC、宮本葉月(19)=近大=組が295・80点で、男子シンクロ高飛び込みは村上和基(30)=三重県体協、伊藤洸輝(20)=日大=組が394・68点でそれぞれ1位となり、東京五輪代表選考会を兼ねた4月のW杯東京大会代表入りを確実にした。
13歳10カ月での東京五輪代表を目指す玉井陸斗(JSS宝塚)は、男子シンクロ高飛び込みに出場したものの352・89点で5組中5位に終わり「できることはできたので悔いはない。しっかり切り替えて優勝を狙いたい」と個人種目の高飛び込みへ、気持ちを切り替えた。女子シンクロ板飛び込みに出場した金戸凜(セントラルスポーツ)も281・94点の2位で代表を逃したが「きょうで終わりじゃない。3日間頑張るだけ」と、個人種目へ前を向いた。