水槽内の間仕切り形状

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水槽内を区分けする為の間仕切り形状について記してみます。
 
水槽内部を区分けする為の仕切り板は、市販で余り扱われていません(一部メーカーでの取扱いはありますが。。。^^)ので、パンチ板を使用した自作が主体になることが多いかと思います。
私も当初はアクリル板を加工し、ブース内に水流溜りが出来ないよう間仕切り板全面へ均等に穴を開けて使用していました。
但し、区分けしたブース内に水流溜りが起こり難い状態であったものの、水流が間仕切り板の全面で排水側の隣ブースへ抜けてしまう為、底面部の水流が弱く雑廃物が排水口側まで流れずに水槽底面に堆積する状況に困ったことがありました。イメージ 1
左の画像は、もう何年も前に使用していた餌付け水槽ですが、当初は間仕切り板の全面に水流が抜ける穴を施していました。
画像は掃除直後の状態ですので、底面部はとても綺麗に写っていますが、食べ散らかしや糞などが底面部に堆積し、直ぐに汚い状態になっていました。
 
 
そこで改良したのが現行の形状(画像下)になりますが、水流が底面部に集中するように間仕切り板の下部だけに水流が抜ける穴を施しました。
この他、表層部には縦スリットを施し、油膜が張らないように対策を講じました。
イメージ 2
 
これによって、水槽底面部に強い水流が起こり、当初の間仕切り形状と比較するとかなり軽減できるようになりました。(これでも多少は残存してしまいますが。。。^^)