近年の私立大定員厳格化による各大学の難化、そして大学入試改革への不安などを踏まえ、大学付属の中学校の人気が高まりを見せています。
最近では「立教大学の看板学部の異文化コミュや経営、社会は落ちたけど早稲田は受かった!」なんて声もちらほら聞くよ!
特に立教の異文化コミュは、河合塾の予想難易ランキング(2020/1)でも偏差値67.5という高い数値をキープしているからね!
GMARCHに合格するのも、この数年でさらに難しくなったよね!
そこで、今回はGMARCHの一角でもある立教大学への推薦枠を有している高校、香蘭女学校について見ていきたいと思います。
立教池袋や立教新座、立教女学院は分かるけど、香蘭は立教とどんな繋がりがあるの?
同じ日本聖公会に属するキリスト教学校だから、立教大学と強いパイプを持っているんだよ!
香蘭女学校は東京都品川区に位置し、90年を超えるガールスカウトの歴史を持っておりガールスカウト発祥の地として有名な学校です。
※バザーも100年を超える伝統となっています。
学校自体は都心にあるのですが、周囲には緑も多く落ち着いて学校生活を送れる環境です。
また、香蘭出身の先生も多く伝統もしっかりと受け継がれているようで、高校での募集は行っていない完全な中高一貫校と言えます。
そんな香蘭女学校ですが、タイトルの通り97名の立教大学への推薦枠を持っているんです。
97名?!さては生徒数がめっちゃ多いのでは?!
いや、そんなことは無いんだ!香蘭は1学年の定員も160名で比較的小規模な学校だよ!
2020年度までは80名の推薦枠でしたが、来年2021年度の立教大入学生より+17名の増員が決まっています。
この私大難化が騒がれる中で、2人に1人が立教大学に進学出来るというのはとても魅力的ですよね。
※一方で、高2の後半くらいからは立教への推薦枠を巡って特に厳しい競争環境でもあるようです。
ただ、これだけでは無いんです。
香蘭ではその他の大学の指定校推薦枠も60名以上となっており、受験生の大多数が推薦で大学入学を果たすことが可能です。
既に人気は上昇傾向にあり、倍率も年々高まっているようです。
香蘭に限らず、今後も系列校に大学のある高校は引き続き注目を浴びそうですね。