語学の観点から見る、ちんちん亭語録の魅力…日本語はまだ進化できる!
今日の記事は一応18禁です。一応ね!画像とかは張りませんが!語録以外は。
さて、私とちんちん亭語録さんの出会いは、Twitterのタイムラインでした。
流れてきたちんちん亭語録はこちら。
すごいですよね…この語彙、日本語の勢い。
ちんちん亭語録は、chin先生という成年向け漫画家様のマンガから生まれた語録だそうです。
おじさんと女の子というやや特殊?な関係で大人の営みを描いており、その過程で画像のような語録が生まれているそう。
この語録をネタにしたカルタまであるそうで…ちくしょう、欲しい(笑)
アフィリしようとしましたが、さすがに楽天では見つからず…楽天ってあんまりそういうグッズ売ってないんですね、残念…
前置きはここまで。
今回は、日本語の進化という観点から、ちんちん亭語録を研究?してみたいと思います。
まず1つ目。
「ほんとはうどんちゃんも俺の子を妊娠したかったんでしょ? 死ねよ」
のっけからヤバい日本語。
さて、この文のどこが日本語の進化なのか?
それはずばり、1文目と2文目の相反する心にあります。
1文目は妊娠したかったんでしょ?という、2人の愛を肯定する意思が感じられます。
しかし2文目はどうでしょう?「死ねよ」です。2人の間は決裂、死を望んでいるのです。
これにより、愛憎という複雑な感情を、表現できるわけです。ごちゃごちゃ言わずに2文で表現するあたり、進化の可能性を感じる。最近の日本語は回りくどすぎるので、これはありです。
2つ目。
「子宮ゴンゴンされる気分はどうだ? 感想を述べよ!」
うん、ヤバい(笑)
この文のポイントは、ズバリ野卑な言動に隠された愛情にあると思います。
普通、子宮ゴンゴンされたら、痛いはずなのです。しかし、男がよがっている場合、我慢してしまう女性もいるかも知れません。
しかし、上から目線で「感想を述べよ!」ということで、まるで先生に聞かれているような、しかし同時に冗談めかしているような、喋りやすい雰囲気が作れることが見込まれます。
これにより、きっと本心を言いやすくなるのではないでしょうか。アホに見えて、相当練られた一言です。
…ていうか子宮ゴンゴンってなに?鐘でもならしてんの?
3つ目はこちら。
「ほんとはドスケベなんじゃないの? 正体みたり!って感じだな」
こちらも、2と同じような感じ。野卑に見えて、実は心優しい言葉。
多分、ドスケベなことしてる状況でしかでない日本語なんですね、これ。
そこで、恥ずかしがる女の子に対して「正体みたり」と。ズバリ。
これにより「君のことわかっているんだよ…」ということが暗に伝わり、より2人の関係はよくなるのではないでしょうか?
4つ目はこちら。
「こんな交尾専用ボディで講師を名乗るなんて、各方面に失礼だよね」
うーん…これもわけわからないですが、実は深いんですね。
講師というからには、生徒を持つ身。親御さんからも尊敬を集めていることでしょう。
そんな講師が、交尾専用ボディ。各方面に申し訳ないという羞恥の心を持たせる、深い言葉なのです。お前大丈夫か、そんなに逝って。という憐憫の念ですね。寛恕いたさん。
5つ目はこちら。
「ヒダヒダが射精させてこようと死ぬほど絡みついてくるんだけど シャレになってないよ」
これは…奥ゆかしくい褒め殺しですね。
素直に褒められない男の気持ち。小学生のような、好きな子に意地悪してしまうような感情。
気持ちいい心を押し殺して「シャレになってないよ」の一言。
これにより、女の子はさらにシャレにならない動きが出来ることでしょう。言うたら潤滑剤ですね、心の。
最後6つ目。
「動くな…!まんじりともせず妊娠しろ…!」
愛の告白ですね。妊娠しろって。
そして「まんじりともせず」というパワーワード。多分エロい言葉ではないのに「まんじり」さえ下ネタに見えてくる。
男の溢れる愛情が、確実に伝わる日本語だと思います。まんじりともせず妊娠。これほど直球な愛の言葉があろうか。
死ぬまで味噌汁作ってくれ、などという時代は終焉したのでしょう。
…以上です。ちんちん亭語録はすごい。
ネタ記事です、頭おかしくなったわけではありません。正体みたりって感じだな。
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