冷夏からの厳冬で韓国かき氷店「ソルビン」経営会社破産 給与未払いも発覚

閉店した「ソルビン」原宿店
閉店した「ソルビン」原宿店

 突然の閉店を発表して話題になっている韓国発の人気かき氷店「ソルビン」の経営会社エンポリオが1月31日で事業を停止し、破産手続きに入っていたことが3日、分かった。

 破産手続きを担当しているライジング法律事務所などによると、1985年創業のエンポリオは輸入雑貨店「ムーチョ」など事業を展開していたが、近年は営業不振に。2016年に国内展開を始めた「ソルビン」事業が下支えしていた状況だった。

 ところが、オープン当初のブームは落ち着き、さらに昨年の冷夏が大打撃に。季節商品にもかかわらず書き入れ時に利益を伸ばせず、さらに冬に入ると資金を回収できなくなった。タピオカドリンクのようにテイクアウト主体の店舗形態ではなく、一等地に店舗面積を確保して設備投資するスタイルも状況悪化に拍車を掛けた。

 国内5店舗には約100人の従業員が勤務していたが、1月後半分からの給与は未払いになっている。今後、破産手続きを通じて支払われる見込みだ。

 粉雪状の氷が特徴の「ソルビン」は2013年に韓国内で営業を開始し、爆発的人気に。人気アイドルグループ「少女時代」がメディアで紹介したり、インスタ映えする盛り方も話題になって約500店舗を展開した。日本進出1号店の原宿店には16年の開店当日に4時間待ちの行列が出来るなど若者の間で人気だった。

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