ある日、Twitterをみていたら、こんなツイートを見かけた。西荻窪の持ち込み可能なワインショップ キャラバンが都内最高のジョージアワインを用意してるので、ジョージア料理のシュクメルリを買って、店内でよろしくどうぞ!というものである。
やった!!!全店販売決定です!!
大使館の方々も食べた
『ジョージア料理シュクメルリ』
持ち込み可能な当店から
徒歩15秒という距離に
松屋さんがあります!!
都内で1番美味しいジョージアワインを用意している自信があるので
こちらを購入してきて頂いて
当店でジョージアワインをどうぞ!! https://twitter.com/matsuya_foods/status/1206499204543197184 …
偶然、荻窪の近くで用事があったので、シュクメルリ、ジョージアワイン!と浮き足立ちながら、西荻窪に降り立った。ウズベキスタンワインショップがあるのだから、やはり中央線というのは奥深いところなのだなと思う。
西荻窪駅前の松屋で、シュクメルリを購入しキャラバンに向かった。キャラバンは駅から本当に近かった。路地と呼ぶのが適切と思われる細い道の先にあった。2分くらいでついた。店に入って、早速、ウズベキスタンのノンというパンとジョージアワインのキンズマラウリを頼んだ。
シュクメルリを開ける。先鋭的なニンニクの匂いが立ち上る。きっと、ふつうのこぢんまりとした店に、これを持ち込んだら、白い目でみられるどころの騒ぎではない。きつい顔つきで、背中をどんと突かれ、なんてデリカシーのないやつなんだと言い捨てられた挙句、出禁を宣言されてもおかしくないようなレベルである。これを店内持ち込み可にしてくれるのだから、キャラバン、心が広いお店である。
シュクメルリめちゃくちゃ濃厚だ。ちょっと味が濃いかな?というくらいの感じなのだけど、これが、ウズベキスタンのノンというパンをつけて食べると食欲を増進するようなちょうど味になる。
ノンをちぎる、シュクメルリにつける。口に放り込む。ニンニク駆動半永久期間である。ノンがほんのり甘くもちもちである。このもっちり感がシュクメルリの濃厚さによく合うのだ。おいしい。松屋でご飯付きも売っているけど、シュクメルリ単品で、キャラバンでノンと合わせて食べた方が絶対においしいと思う。
キンズマラウリというワインはあのスターリンが愛したと言われるワインである。甘い口当たりが大変良いのである。ノン→シュクメルリ→キンズマラウリのコースを無限に繰り返す。時々でてくるシュクメルリの芋の甘さがよい。スターリンも強大な政治家になる前はこんな夕食を食べたりしたのだろうか。
店長さんは、ジョージアとルーマニアの真のワインの起源はどちらなのか抗争の話など聞かせてくれた。また、ノンにあうおいしい付け合わせを見つけてキャラバンに行きたい。
お店情報
【営業時間と場所】
◆夜営業(パンとワイン)
午後6時から0時
(火曜 定休日)
◆昼営業(パン販売のみ)
土、日曜日
午後3時から6時
◆住所
東京都杉並区西荻南3-11-5
TEL 03-5941-3928
西荻窪駅 南口から 徒歩30秒
ですが、細くて解りにくい道なので
写真でご案内します\( •̀ω•́ )/