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 新型コロナウイルスに感染した香港の男性が乗っていたため、横浜港・大黒ふ頭沖に停泊して検疫を続けている大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で5日、新たに10人から陽性反応が出た。船内の乗客によると、午前8時10分ごろ、「このままの状態で、14日間滞在してもらいます」と船内アナウンスが流れたという。

 乗客の男性が朝日新聞の電話取材に応じた。男性によると、午前6時半に「全員、客室に待機してください」と船長からのアナウンスがあった。男性はこの放送で目を覚ましたという。外国人の船長がまず英語で話し、その後に通訳から日本語で説明があったという。

 その後、午前8時10分ごろには「検体を分析したところ、10人の陽性反応が出ました」「このままの状態で、14日間滞在してもらいます」「食料を積むために、船はいったん横浜港に接岸をします」などと放送があったという。

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