ハーバート・サイモン『意思決定と合理性』の翻訳がひどすぎなので、訳し直してあげました。

ハーバート・A・サイモンって個人的にとても好きなんだけれど、こないだふと『意思決定と合理性』という短そうな本を手にとったら、いやあ、唖然としてその後ワナワナするくらい翻訳ひでえわ。

意思決定と合理性 (ちくま学芸文庫)

意思決定と合理性 (ちくま学芸文庫)

このひどさについては、アマゾンのレビューでさんざん書かれている通り。ちゃんと自分で読んで意味がわかるように訳せよー。

あまりに腹がたったので、原書を買って冒頭部を自分で訳しはじめてしまったわ。

ハーバート・A・サイモン『人間活動における理性』

冒頭十ページほどだけど。アマゾンレビューで具体的に挙げられている問題箇所は含まれてる。細かい話ではあるけど、そんなわかりにくい言い方は何もしていないと思うんだけどなー。

タイトルは、理性じゃなくて合理性にしたほうがいいかな。やりながら考える。最後まで続くかはわからない。また例によって、山形の大量の仕掛かり翻訳の一つになるのかもしれないけど。でも、実は各種の仕掛かり翻訳、思い出したようにチビチビ先に進んでいたりすることもあるんだよー。

 

しかしこんなことやってる場合じゃないのになあ……