ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

やすらぎの刻~道 第210話 風吹ジュン、橋爪功、菅谷哲也、高橋由美子… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『やすらぎの刻~道 #210 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 自分
  2. 福嗣
  3. 息子
  4. 可愛
  5. 仕事
  6. タコ
  7. 一緒
  8. 奥様
  9. フフフフ
  10. 今日
  11. 野球
  12. ビール
  13. 大変
  14. 本当
  15. ネクタイ
  16. 全部
  17. お孫さん
  18. 焼酎
  19. 声優
  20. 絶対

f:id:dramalog:20200204161033p:plain

『やすらぎの刻~道 #210 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

無料で民放各局の動画視聴ができるTVerティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

やすらぎの刻~道 #210 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]

巨匠・倉本聰氏が1年間をかけて描くのは、山梨を舞台に昭和~平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯。そして『やすらぎの郷』のその後。2つの世界が織り成す壮大な物語!

詳細情報
◇番組内容
山梨に暮らす公平(橋爪功)は、親友のニキビ(山本圭)に連れられて行った町はずれの居酒屋「オモチャ」のママ・みどり(高橋由美子)に年甲斐もなく夢中になる。深い仲になりかけたある日、みどりの兄・荒巻三次(眞木蔵人)に見つかり状況は一変。強面の三次は「慰謝料として100万円出せ」と公平に迫る。困り果てた公平は翔(菅谷哲也)に相談。許しを乞われた三次が翔に出した条件は、25日間のバキュームカー掃除だった…
◇出演者
風吹ジュン橋爪功菅谷哲也高橋由美子、眞木蔵人、山本圭ミッキー・カーチス
◇作
倉本聰
◇音楽
島健
◇演出
池添博
◇主題歌
中島みゆき『慕情』『進化樹』『離郷の歌』『終り初物』『観音橋』(株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎テレビ朝日
【プロデューサー】中込卓也テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginotoki/
☆Twitter
 https://twitter.com/yasuragino_toki
☆Instagram
 https://www.instagram.com/yasuraginotoki/

 

 


(根来公平)〈山淵の飲み屋
オモチャのママと

怪しい事になってしもうた〉

〈調子に乗って
わしゃ 嘘こいて

色っぽい そのママを
口説こうとしたんじゃ〉

〈いや!〉

〈わしゃ
まだ何もやっとらんよ!〉

〈ただ あわやキスまで
いきかけたところへ

ママの兄貴が現れた〉

マムシの三次ちゅう
恐ろしい奴じゃ!〉

〈慰謝料として100万出せと
言われた〉

〈そんな法外な!〉

〈そしたら 翔がな 話をつけると

1人で
敵地へ乗り込んでいったのよ!〉

♬~

(ドアの開く音)

♬~

なんの用だ?

小野ヶ沢の根来公平の孫です。

ほう…。

金 持ってきたか?

その事で 少しお話が。

話なんかないよ。

金を持ってきたかどうか
聞いとるんだ!

持ってきてません。

じゃあ 帰れ。


ちょっと待ってください!

農家に そんな金
あるわけないじゃありませんか!

ましてや
おじいちゃんは隠居の身です!

隠居が飲んで女口説くか!

すいません それで…。

俺の妹は出戻りだぞ。

亭主は交通事故で死んだ。

お前のじじいも

女房を交通事故で亡くしたって
言いやがった。

おじいちゃんが
そんな事 言ったんですか?

そうだ。
(翔)おばあちゃんは生きてます!

そうだ!
そう言って 妹の同情を引いて

だまして
妹を口説こうとしたんだ!

ひどいです。
(三次)ひどいだろう。

最悪です。
(三次)フッ…。

妹は俺の唯一の肉親だ!

俺が親父代わりに育てた。

それを 貴様のじじいは

オモチャのように
扱おうとしたんだ!

許せねえよな!?
わかります。

わかるなら
すぐ 100万持ってこい。

ないんです!

なきゃ始まらん。
じじいを産廃物の中に埋めるか!

じじいの言ったように

ばばあも
ねえようにしちまうかだな!

おばあちゃんに手を出したら
僕が許しません!

許さんと?
許しません!

フッ…!
気の利いた事 抜かすじゃねえか。

どう許さんのよ? こうか!?

こうか? おい! こうか!?

少しは気が晴れましたか?

気が晴れたら
話を聞いてください!

(ため息)
変わった奴だな お前。

(三次)なんなんだ?

話 聞いてやろう。

(ため息)

すいません!

おじいちゃん
金を持ってません。

その分 僕が働いて返します!

100万円分 働きます!
何年かかっても働きます!

それで おじいちゃんを
許してやってください!

言っときますけど
働くっていうのは

おじいちゃんのために
働くんじゃありません!

おばあちゃんのために
働くんです!

おばあちゃんが
かわいそうだから

おばあちゃんのために
働くんです!

仕事があったら
働かせてください!


100万円分 僕 働きます!

(煙を吐く音)

(煙を吐く音)

面白え奴だな お前。 フッ…。

その ばばあのためっていうのは
泣かせるじゃねえか お前。

ハハッ…。

(ため息)

(煙を吐く音)
働くか?

はい! お願いします!

本当に働くのか?
働きます!

逃げねえか?
(翔)逃げません!

本当に逃げねえんだな!?
(翔)逃げません!

♬~

お前 名前 なんていうんだ?

翔です!

翔か。
(翔)はい!

ついて来い。

本当に逃げねえんだな!?
(翔)逃げません!

逃げたら こうだぞ!
(翔)大丈夫です!

よし。 来い。
(翔)はい!

♬~

(三次)これだ。

浄化槽からクソを吸いとる
バキュームカーだ。

大方はプールに流し込まれるが

壁に こびりついたのが
なかなか取れねえ。

それを こいつを使って
かき集めるんだ。

ううっ…!

(三次)かき集めたら
底をたたいて 外に合図する。

そうすると
相方が これやるから

そうやって
中をピカピカにするんだ。

くせえぞ。
マグニチュード8級のくささだ。

うっ…!

(三次)うちらは
ここらのバキューム掃除を

一手に引き受けてやってる。

普通 日当は4万だ。
いいギャラだろう。

25日で100万になる。
25日働いたら 解放してやる。

おい クサレ!
(クサレ)へい!

防臭服 持ってこい!

どうせ 着たって 臭いは
染みついて消えねえけどな。

(三次)着せてやれ!

♬~

ううっ…!

くせえぞ。
マグニチュード8級のくささだ。

みんなが着てるから
臭いが染みついてんだ。

♬~

(三次)クサレ 教えてやれ。
(クサレ)はい!

(三次)何やってんだ!
お前も行けよ ほら!


(ブラシでこする音)
ううっ…!

(クサレ)早く入ってこい!
(翔)はい!

(ブラシでこする音)

(クサレ)そうじゃねえ こうだ!
こうやって 一挙に…。

(ブラシでこする音)

(翔の嘔吐する音)

(クサレ)誰だって 最初は
みんな 吐くんだ。

吐いたもんが
一緒にくっついてるから

その防臭服 余計くせえんだ!

(ブラシでこする音)

(カラスの鳴き声)

うっ… ううっ…!

うえっ…!

(荒い息)

(自転車の走行音)

どうだった?

うん 全部 話ついた。

ああ… 感謝! 感謝!
恩に着る!

うん。
ああ。

(翔)ただいま!

(嗅ぐ音)
くせえな。

(嗅ぐ音)

何かしら? この臭い。

ごちそうさま。
んっ もうおしまい?

うん。
うん。

(翔の声)「詩ちゃん」

「しばらく会えなくなった」

「理由は聞かないでくれ」

「とにかく 会えない」

〈それから 翔は
毎日 午後になると

町へ自転車で下りていった〉

〈何をしとるのか
言わんから わからん〉

〈とにかく

あれから マムシの三次は
何も言ってこんから

わしはホッとした〉

〈翔は ああ見えて
なかなか頼りになる〉

〈町に出なくなって
暇ができたから

わしらは
チョボクレに また熱中した〉

♬~(ハゲ)「根来の公平
飲屋のおかみに恋をした」

ホイ!

♬~「後家のおかみが
公平に云うには」

♬~「交通事故で夫をなくして
私 淋しいの」

アア キタキタ!
キタキタ!

♬~「即坐に公平 それに合わせて
わしも一人身 哀れな年寄り」

♬~「かみさん死んだと
ウソこいた」

ア コリャコリャ ドウシタ!

♬~(ハゲ)「二人は
すっかり話があって」

♬~「のれんしまって暗くして
何やらホニャラカ始った」

♬~「そしたら
そこへ おかみの兄貴」

♬~「突然現われた」
ア~ コリャコリャ!

♬~(ハゲ)「公平あわてて
フンドシ上げて」

♬~「ゲタを持って走り出す」

ア~ ゲタゲタ!

♬~「月の光にクワの葉っぱが」

♬~「露にキラキラ
おスネ コチョコチョ」

♬~「公平をくすぐった」

デ ドウシタ!

♬~「クワはあっても
カイコはおらん」

♬~「かみさん
パタパタ機を織る」

♬~(一同)
「チョボクレ チョンガレ」

♬~「チャラマカホイ!と来た!」

イエイ! イエイ!
イエイ! イエイ…!

ウエーイ!
イエイ! イエーイ!

(ハゲ・公平)ヘッヘッヘッヘッ…!

ハゲ お前 最近 腕上げたな。

ああ そうかな?
うん。

こう 情緒ある歌だよ。
ああ そう?

あっ!? だが わしは
ふんどし上げる事まで

言っとらんぞ。
いやあ いいじゃねえか。

けどさあ!
いいじゃねえか。 ええ?

これさ
後世に名が残るんだから。

話は面白いほうが
ええんじゃろうが。

うん まあな。 うん…。

(ニキビ)
しかし わしらは上達しとるぞ。

んっ? うんうんうん…。

もしかしたら
俺たち 詩人になったかも。

フッ…!
(一同の笑い声)

〈わしらが能天気に歌っとる頃

翔は真面目に働いとったのよ〉

(荒い息)

いくぞ!

〈しかし そんな事
わしゃ 知らなんだ〉

〈季節が どんどん進んでいって

11月も半ばに差しかかっとった〉

(荒い息)

(翔の嘔吐する音)

もう駄目か?
ギブアップか?

できます!

♬~

(ブラシでこする音)

(翔の嘔吐する音)

すまんな 苦労をかけて。

(根来克夫)今年は どうする?
(翔)何を?

お前 この頃 なんか くさいな。
(根来 結)尾行って

なんとなく ワクワクしない?
(克夫)尾行な。