2020/02/04 20:30
“尖閣諸島”周辺の警備強化へ 最新鋭の巡視船 海上保安庁 山口・下関市で引渡式 ヘリ2機を搭載可能
尖閣諸島周辺の警備強化のために山口県下関市で建造されたヘリコプター搭載型の大型巡視船が、海上保安庁に引き渡されました。
4日、下関港の岸壁で引き渡し式が開かれ、海上保安庁の奥島高弘長官らおよそ80人が出席しました。
新たに就役した巡視船「しゅんこう」は、尖閣諸島周辺の警備強化などを目的に建造された最新鋭の巡視船です。
総トン数およそ6000トンの大型の船体には、ヘリコプター2機を搭載可能で、機関砲3門や放水銃のほか停船命令表示装置などが装備されています。
【海上保安庁 奥島高弘長官】
「国民の皆様の安全安心に大きく貢献することを期待しています」
巡視船「しゅんこう」は2月19日に引き渡される別の大型巡視船とともに、鹿児島海上保安部に配備され、警備や救難の任務にあたることになっています。
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