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『スター・ウォーズ』新作映画、女性監督を起用の意向 ─ ルーカスフィルム社長が明かす

キャスリーン・ケネディ Kathleen Kennedy
Photo by Dick Thomas Johnson https://www.flickr.com/photos/31029865@N06/25070399738

『スター・ウォーズ』シリーズを手がけるルーカスフィルムは、今後製作されるシリーズの新作映画に女性監督を起用する意向のようだ。キャスリーン・ケネディ社長が明らかにした。

2020年2月2日(現地時間)、ケネディ社長は英国アカデミー賞授賞式に参加。映画界で優れた功績を収めた人物に贈られる「友愛賞(Fellowship)」の受賞に先がけて、英BBCの取材に応じ、「『スター・ウォーズ』に女性監督が登場するのはいつでしょうか?」との質問に「もう登場していますよ」と笑顔で応えている。「『スター・ウォーズ』には素晴らしい女性たちが2~3人関わっています。デボラ・チョウをオビ=ワンのシリーズにもお招きしましたしね」

ケネディ社長の言う通り、すでに『スター・ウォーズ』には数名の女性監督が起用されている。オビ=ワン・ケノービのドラマシリーズ(タイトル未定)で監督・製作総指揮を務めるデボラ・チョウは「マンダロリアン」でエピソード監督を務めており、同作には女優・監督のブライス・ダラス・ハワードも参加している。また、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)では、J・J・エイブラムスを補佐するセカンド・ユニット・ディレクターをヴィクトリア・マホーニーが務めた(黒人女性監督のシリーズ参加は史上初)。こうした経緯を受け、インタビュアーが「いよいよ(女性監督が)映画も撮るのでしょうか?」と聞けば、ケネディ社長は「もちろん。間違いありません」と答えている。

『スター・ウォーズ』の映画シリーズは、『スカイウォーカーの夜明け』でスカイウォーカー・サーガが完結したことを受け、今後は新たな局面へ進んでいく。ただし、2022年・2024年・2026年に公開予定の新作映画を誰が手がけるのかは不明だ。「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のデヴィッド・ベニオフ&D・B・ワイスが離脱した今、ルーカスフィルムは『最後のジェダイ』(2017)のライアン・ジョンソンによる3部作のほか、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がプロデュースする新作を企画中。『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督も契約交渉に入ったと報じられている。しかしながらルーカスフィルムの方針によっては、これらよりも早く、女性監督による新作が入ってくる可能性もあるだろう。いずれ来るであろう、正式発表の時を楽しみに待ちたい。

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Source: BBC

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』は「物語に決着つける」 ─ ジェームズ・ガン監督、シリーズ完結の意向

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズ第3作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』は、これまで愛されてきたストーリーの完結編になるという。脚本・監督のジェームズ・ガンが明かした。

このたびガン監督はInstagramを通じてファンの質問に応じ、「『Vol.3』は完結編なのでしょうか、その後も物語が続くものになるのでしょうか」との問いかけに「すべてが計画通りに進めば、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)で始まった物語に決着をつけます」と答えている。かねてよりガン監督は、人気キャラクターであるロケット・ラクーンに強い思い入れを抱いていることを認めており、2019年5月にも「第1作で始まり、第2作へ続いたロケットの物語を、『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』を経て、第3作で完結させると決めていた」述べていた。しかし『Vol.3』では、ロケットだけでなく全体の物語にひとまずの幕が引かれることになりそうだ。

https://www.instagram.com/jamesgunn/

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台としており、2018年6月の時点でひとまず完成済み。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)および『エンドゲーム』で製作総指揮を務めていたガンは、あらかじめ『エンドゲーム』までの展開を把握していたため、『Vol.3』の展開に影響が生じることはなかったという。おそらく、物語の着地点についても当初から決まっていたものになるのだろう。「決着をつける」と言い切っているあたり、たとえば『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017)が『インフィニティ・ウォー』の前章のような意味合いを帯びていたのとは異なる落としどころになるはずだ。

もともと本作は、MCUのフェイズ4の幕開けを飾る予定だった作品。2018年夏、ガン監督は過去の不適切発言によって解雇を受け、企画は一時保留となっていたのだ。2019年3月、ディズニーはガン監督を再雇用し、スケジュールを一新しての製作が決定。物語の時系列は、2021年公開『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』以降に変更される。なお、すでに執筆されている脚本については、スター・ロード役のクリス・プラットが「素晴らしい脚本」、ネビュラ役のカレン・ギランが「最高の出来」「3部作で一番」と語ってきた。今後、ガン監督によって脚本のリライトが行われる可能性もあるが、その完成度は早くもお墨付きだ。

2020年2月現在、ガン監督はDCコミックス原作『スーサイド・スクワッド(原題:The Suicide Squad)』の製作中で、『Vol.3』の撮影は同作の完成後となる。撮影開始は2020年終盤から2021年前半とみられており、このたびガン監督は2022年1月に撮影が始まるとの噂を否定している。

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Source: James Gunn

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稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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