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2020年2月4日 紙面から
シート打撃で左翼線二塁打を放ち一塁を回る石川昂(今泉慶太撮影)
中日のドラフト1位・石川昂弥(たかや)内野手(18)=東邦高=が3日、読谷球場で行われた2軍キャンプのシート打撃で、いきなり初安打をマークした。3打席目、育成右腕の大蔵から三塁線を破る二塁打を放った。スタンドから熱視線を送っていた他球団のスコアラーも一気に警戒を強めた。
シート打撃の最後の打者として迎えた3打席目。追い込まれてからも粘った。7球目。石川昂が捉えた。大蔵の内角真っすぐがやや甘く来ると、右肘をうまくたたむ天性のスイングで三塁線を破ってみせた。
初の実戦形式で見事、初安打をマーク。スタンドを沸かせたルーキーは「ヒットより、打った瞬間はホームランにできた、まあ、しゃあない、みたいな感じでした」と悔やんでいたから、恐れ入る。それでも「初めてでヒットも出たし、思ったよりもいい内容でした」と笑みを浮かべた。
内容も濃かった。1打席目は、福谷が外ぎりぎりに140キロ台後半の真っすぐを次々と投げ込んできた。追い込まれ、最後も外の148キロ。センターライナーだったが、当たりは強烈だった。2打席目は昨季、開幕投手を任された笠原の前に投ゴロ。これも当たり自体は悪くなかった。
他球団の偵察陣はうなった。阪神の嶋田スコアラーが「センスの塊だね。良い雰囲気をしている。1年目から出てくる可能性は十分ある」と言えば、ヤクルトの石堂スコアラーは「高卒でも体はしっかりしているし、スイングができている。必ず出てくるだろうという選手」と警戒した。
北谷から視察に訪れた与田監督も目尻を下げた。ヒットという結果はもちろん、動きの良さ、難しい球をファウルで粘るうまさ。高評価だからこそ「7日の対外試合に出られるんじゃないかな」と、7日に予定される地元社会人・沖縄電力との2軍練習試合(読谷)にGOサインを出した。
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