中日・与田剛監督(54)は4日、今年初の実戦となる紅白戦を終えて「取り組んでいる課題がいい結果として出た選手が多かった」と語った。
投手では3年目右腕の山本を好評価。「仕上がりとしては山本は早いかなと思う。ブルペンでも強いボールを投げているし、実戦にいい形で来ている」と目を細めた。初安打も放ったドラフト4位ルーキーの郡司(慶大)については「堂々とリードをしていた。バッティングもいい形が出ていた」と言い、盗塁を刺したことにも「バランスのいい投げ方をしているので、いいボールが行く。ああいうのが続けば」と話した。
また、「郡司が打席に入った時の加藤の配球なんて、意地でも打たせないぞという感じがしていた。そういうのはいいこと」と競争意識が強まっていることに、うなずいていた。