トップ > 中日スポーツ > 競馬・ボート・競輪 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【競馬・ボート・競輪】

2週連続の"初参戦V"なるか…スウィングビート初の芝レース「ワンターンの左回りはダートでも好走実績」

2020年2月4日 16時37分

西村騎手を背に、馬場へ向かうスウィングビート

写真

 「第70回東京新聞杯」(G3・9日・東京・芝1600メートル)に出走予定のスウィングビートは、今回が芝レース初参戦。全4勝はいずれも東京ダート1600メートル戦で、ターンが1回しかない設定は文句なしの条件とあって参戦を決めた。2日の根岸Sではダート初参戦のモズアスコットがV。再びファンも驚く激走が見られるか。

 2週連続の新境地開拓Vとなるか注目だ。デビューからダート路線を歩んできたスウィングビートを、この東京新聞杯で初めて芝のレースに投入する加藤征師は「先週は初ダートでも勝っているからね」と笑顔を見せる。2日の根岸Sでは、ダート初参戦のモズアスコットが優勝。ファンを大いに沸かせたミラクルVの再現を狙っている。

 父はダート実績抜群のタピット。師は「本当は2歳から芝を使いたかったんだけどね。芝向きの軽いフットワークをするし、角居厩舎のタピット産駒も芝の重賞を勝っているからね」と、2017年のローズSを勝ったラビットランを引き合いに出して、ダート一辺倒ではないと説明する。

 全4勝はいずれも東京ダートで、今回と同じワンターンとなる1600メートル戦とあり「ダートで堅実に走ってきたけど、ここにきて適鞍がないので、このタイミングで芝を使おうかと。ワンターンの左回りはダートでも好走実績がある条件だから使ってみようかと」と、条件抜群との算段だ。

 1週前追い切りは美浦Wの3頭併せで、左右からプレッシャーをかけられても力強い走りを披露した。ハードトレから数日たった現状について「前走はまだ皮下が厚くてね。皮一枚分、脂がのっていたのが余分だった。今回は中3週とあってすっきりしている」と、予定通り調整は進んでいる。これだけの根拠があれば、ミラクルVがあっても不思議はない。

 

この記事を印刷する

PR情報

中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ