6日に韓国・ソウルで開幕するフィギュアスケートの四大陸選手権に出場する男子の友野一希(21)=同大、鍵山優真(16)=星槎国際高横浜=が4日、試合会場の木洞アイスリンクのメインリンクで初練習した。羽生結弦(25)=ANA=は参加しなかった。
今大会への出場を辞退した宇野昌磨(トヨタ自動車、中京大)に代わって出場する友野は入念に氷の感触を確かめ、4回転トーループー3回転トーループの連続ジャンプも次々と成功。予定構成にはない4回転ループも着氷させた。1月の日本学生氷上選手権で優勝した際には「実力を出し切れるようにして四大陸の試合に臨みたい」と話していたが、好調をキープしているようだった。
一方、ジュニアながら昨年12月の全日本選手権で3位に入り、今大会がシニア主要大会への初出場となる鍵山も緊張の様子を見せることなく練習に登場。終盤には4回転トーループを成功させるなど軽快な動きでソウルでの初練習を終えた。