アンチエイジングスキンケア

美容師おすすめに惑わされずシャンプーを選ぼう!オーガニックも厳選

美容院帰りの気持ちいい手触りの秘密は美容師さんおすすめサロンシャンプー。価格は高めだけど頭皮&ヘアケアできる人気ブランドのアミノ酸シャンプー、安い市販商品との違いとは?成分やコスパなど選び方やランキング&口コミ評価も高い9選をご紹介。

サロンシャンプーって本当にいいの?厳しく検証

なんとなく髪に良さそうなイメージのあるサロンシャンプー。でもサロンシャンプーならどれでも「本当に」いいのでしょうか?サロンシャンプーの姿に迫ってみましょう。

①そもそもサロンシャンプーとは

サロンシャンプーとは、サロンで使用されまた販売されているシャンプー。ドラッグストアにある市販品よりも、基本的に髪によい成分が配合されているため一般的に市販品のものより高価で、2000〜3000円以上のものが主流です。

基本的には、「専門的な知識のある美容師さんが実際に髪を見て触って判断して、おすすめして販売する」という位置付け。

またサロンで使うシャンプーは、綺麗にカットやカラー、パーマをするために髪の汚れや整髪料を落とす洗浄力が必要。そのため強めの洗浄パワーが必要な場合が多く、数カ月に1度使用するサロンでのシャンプーと、自宅で毎日使うものが一緒でいいかどうかも考えどころです。

②値段だけ高く、市販品とは変わらないものもある

サロンシャンプーも無数に種類があって、中には成分は市販の安価なものと変わらないのに値段だけはサロンシャンプーの値段、というものもあります。「サロンのものだから高品質!」と鵜呑みにしてしまうのはちょっと危険ですね。

③美容師さんおすすめシャンプーが全ていいとは限らない・・・

サロンで髪を扱ってくれる美容師さん。オススメされれば「プロのいうことだから」とすぐに信じて購入してしまいがちですが、ちょっと注意が必要です。

というのも、シャンプーの善し悪しは、結局のところ髪の悩みや質、そして相性によるところが大きく、有名で人気商品でもあなたの髪には合わない、ということがあり得ます。あなたの髪を熟知していないことから、オススメされたシャンプーがイマイチ…というのは実はよくあること。

また、残念ながら美容師さんの中にはシャンプーの成分などにあまり詳しくない人もいたり、自分のサロンにあるもの以外の良いシャンプーを知らなかったりすることも。

④よくサロンシャンプーがネットで買えるけど、サロン限定じゃない!?

美容室でしか買えない「サロン専売品」。しかし実際はあちこちのネットショップでサロンよりずいぶん安い値段で販売され、完全に価格破綻しているものもあります。これは一体なぜでしょうか。

基本的にサロン専売品を作っているシャンプーメーカーは美容室のみで取り扱いをする約束をして販売ディーラーに売っています。しかし販売ディーラーや美容師こっそり売っている場合や、旧モデルを安く卸して販売している、倒産した美容室や卸店の在庫品…など諸説あります。買う側としては安く手軽に買えればうれしいのですが、品質が保証されていない可能性もあり難しいところですね。

とここまで、サロンシャンプーについてネガティブな話が多くなりましたが、一般的には市販のシャンプーより、サロンシャンプーのほうが優れていると言えます。では、なにがどう違うのか見ていきましょう!

高評価なサロンクオリティーシャンプーは?

サロンシャンプーと市販シャンプーどこが違うの?

市販品とあまり質の変わらないものはさておき、サロンシャンプーの大半は髪にいい良質なシャンプー。ドラッグストアなどで手に入るものとはどんなところが違うのでしょうか。それぞれのメリット&デメリットを整理してみました。

サロンシャンプーの特徴やメリット・デメリット

有名なサロンシャンプーとしては、ルベルやミルボン、デミが挙げられます。

《メリット》

■髪や頭皮に優しい成分を使っている

大きな違いは洗浄成分です。髪を傷めず優しく洗い上げるアミノ酸シャンプーが主流で、頭皮の必要な皮脂を奪いすぎず刺激も少ないのが特徴。頭皮や髪自体を健やかに保つことができます。

アミノ酸シャンプーをチェック

■プロの美容師の判断によって髪質に合ったものが選べる

ネットでも買えますが、サロンでならプロの美容師があなたの髪に合ったものをオススメしてくれます。ですから「何がいいのかよくわからないままシャンプージプシーになる…」ということもありません。

《デメリット》

■価格が高い

商品にもよりますが、2000円から3000円を下回るサロンシャンプーはあまりありません。アミノ酸系は製造コストが高いためどうしても高価になってしまいます。コンディショナーやトリートメントなども揃えると、安価とは言いにくいでしょう。

またサロンでは値引きされないことが普通です。

■購入できる場所がある程度限られる

基本的にはサロン専売。ですからなくなるたびに美容院に足を運ばなくてはいけません。ただ商品によっては、先述のようにネットショップで安く手に入ることも。

市販シャンプーの特徴やメリット・デメリット

《メリット》

■低価格

市販シャンプーの最大のメリットとも言えるのは、その価格。1本数百円から買えますし、量販店などのセールなどを利用するとよりリーズナブルに手に入れることができます。

■どこでも購入しやすい

市販品ですから、スーパーやドラッグストア、インターネットなどでも取り扱っているお店が多く手に入れやすいので、「もうなくなりそうなのに買いに行けない!」というストレスがありません。

《デメリット》

■髪に優しくない成分が使われているものも

市販品の多くは「高級アルコール系」と言われる洗浄力の強すぎる界面活性剤を使っており、頭皮の皮脂をごっそり落とします。乾燥フケや反対にベタつきなどの原因になりやすく、敏感肌の人は肌荒れを起こすことも。

美容師も愛用!ノンシリコンのオーガニックシャンプーなら、これがおすすめ

オーガニックシャンプーと無添加シャンプーの違いってご存知ですか?無添加とは、「102種類の旧表示指定成分」が添加されていないシャンプーのことです。
対してオーガニックシャンプーは、少しでも「オーガニック成分」が配合されていればオーガニックと名乗ることが出来るという、曖昧な定義のもの。そこで今回は、サロンの美容師さんも愛用している100%天然成分を使用したオーガニックノンシリコンシャンプーを厳選しました!
特に30代以降の女性におすすめのものばかりですので、是非チェックしてみてくださいね。
 haru黒髪 スカルプ プロ ノンシリコン

《主な洗浄成分》
ココイルグルタミン酸TEA
コカミドDEA
ココイルメチルアラニンNa
ココイル加水分解コラーゲンK

《どんなタイプの人向け?》
髪のボリュームや白髪が気になりだした人
オーガニックシャンプーでもしっかり洗浄したい人

《特徴》
100%天然由来素材で作られたアミノ酸系シャンプーです。
プロが愛用している優しい柑橘系の香りで、リンスインなのでこれ一本で使用可能。

 シンスボーテ オーガニックシャンプー

《主な洗浄成分》
コカミドプロピルベタイン
ココイルグルタミン酸2Na
コカミドDEA

《どんなタイプの人向け?》
抜け毛や髪のボリュームが気になる人や、純日本産にこだわりたい人

《特徴》
希少な階層ミネラルエキス「サクラン」のミネラル成分が地肌に浸透し、髪を育てるオーガニックシャンプー

 シエラ オーガニカ ベルガモット&ビターオレンジ シャンプー

《主な洗浄成分》
ココイルサルコシンNa
ココアンホジ酢酸2Na
コカミドプロピルヒドロキシスルタイン
など

《どんなタイプの人向け?》
ダメージヘアや、標準毛でパサつきが気になる人

《特徴》
イタリア発のオーガニック認証取得済みノンシリコンシャンプー
クロロフィルやエキナセアで頭皮環境を整え、ベルガモット&ビターオレンジ(41種のハーブ配合)のオーガニック精油の香りがよく、泡立ちの良い使い心地

シャンプーの賢い選び方

メリット・デメリットをふまえて、シャンプーを選ぶ上でおさえておきたい4つのポイントを見ていきましょう。

1、髪のことを本気で考えた洗浄成分のものを

サロンシャンプーに興味がある人は、「髪にいいシャンプーを使いたい!」と思っているはず。では洗浄成分をしっかりチェックして、「本当にいい成分を使っているか」を基準に選びましょう。

成分表は含まれる割合の高い順に表記されています。どのシャンプーも1番最初は「水」で、そのあとに主となる洗浄成分が続きます。成分として「高級アルコール」「アミノ酸」とは書かれていないので、以下のような成分が含まれているかどうかを目安にするといいでしょう。

■避けたい!「高級アルコール系洗浄成分」の代表的なもの
・ラウリス硫酸Na
・ラウレス硫酸Na
・スルホン酸Na
など

■オススメ!「アミノ酸系洗浄成分」の代表的なもの
・ココイルグリシンNa
・ココイルグルタミン酸
・ココイルアラニン
・ラウロイルアスパラギン酸
など

2、サロンシャンプーでもお安く・・・コスパも考慮

いくら髪にいいことがわかっていても、海外セレブの使うような超高級シャンプーではちょっと手が出ませんね。サロンシャンプーもたくさんの種類があるので、継続して使えるコスパのいいものを選ぶようにしてみましょう。

品質のいいシャンプーは材料や製造過程にコストがかかるのでどうしても高価になりがちですが、値段が高ければ高いほど優れている、とは言い切れません。比較的安価でも良質なサロンシャンプーはたくさんあります。

3、カラー、ハリ、コシなど目的や理想にあったものを選ぶ

くせ毛、剛毛、ハリコシがなくなった、まとまりが悪い、頭皮が気になる…。髪質や年齢による悩みはありますか?

どんなに高価で口コミ評価の高いシャンプーでも、目的にあった成分が配合されているものでなければ意味がありません。できれば髪のプロである美容師さんに相談して、髪質や悩みにあったシャンプーをチョイスしましょう。

またカラーやパーマをしていると、なるべく長く美しくもたせたいですよね。シャンプーによってはカラーやパーマの薬剤が入り込みやすいものや落ちにくいものもありますから、自分の理想にあったものが見つかるはず。

4、買いやすいシャンプーは続けやすいもの

自分の髪悩みにぴったりで安心の洗浄成分、お値段も手頃…。でも遠くのサロンでしか買えない!となると使っていくのはちょっと難しいですよね。できれば、アクセスしやすいサロンで売られているものや気軽に買えるものがオススメ。

忙しい毎日の中で、シャンプーを買いに行くこと自体をストレスにはしたくないですものね。

サロンシャンプー厳選おすすすめ9商品比較

お待たせしました!では厳選したオススメできる9のサロンシャンプーをご紹介していきます。

1、ルベル イオ クレンジング リラックスメント

 1、ルベル イオ クレンジング リラックスメント

《主な洗浄成分》
ココイルメチルタウリンNa
ラウロイルメチルアラニンNa
など《どんなタイプの人向け?》
特に頭皮の乾燥が気になる人に。《特徴》
アミノ酸系主成分に加えて、スルホベタインをブレンドして、細やかでクリーミーな泡でスッキリ洗い上げる。

《口コミ》
・泡立ちもいいし、柔らかい猫毛ですが髪の絡まりが減ったようです。
・夕方の頭皮のかゆみや秋冬のフケが悩みでした。地肌がしっとり落ち着いたのでリピート中。
・乾燥して広がる髪タイプだったのであっているみたい。ライン使いしていますが、もともと乾燥していない髪の姉には重く感じるらしいです。

2、アジュバン Re: シャンプー

主な洗浄成分》
コカミドプロピルベタイン
スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na
ラウロイルメチルアラニンNa
ココイルグルタミン酸K
など

《どんなタイプの人向け?》
カラーヘア、パーマヘア、ダメージヘア、硬い毛やくせ毛にも。

《特徴》
アジュバンシリーズの中でも基本的なクレンジングシャンプー。低刺激な洗浄成分を使用。

《口コミ》
・サロンで縮毛矯正とカラーによる傷みを指摘されて購入。ゴワツキが気にならなくなりました。
・ネットなどでも安くは売られていませんが、少量でもしっかり泡立つのでコスパは悪くないと思います。
・ベルガモットの香りがもう少し残ってもいいかも。葉っぱが入ったボトルが可愛いです。

サロンシャンプーも成分をしっかりチェック!

ここでご紹介したものは、髪に優しい洗浄成分のシャンプーが中心です。しかしサロンシャンプーの中には洗浄力が強すぎたり刺激が強いものも。「サロン」という言葉に安心せず、しっかり成分表をチェックしましょう。

いいシャンプーとは結局のところ自分の髪にあったもののこと。「無添加」や「オーガニック」の書いてあるタイトルだけに惑わされずに、自分の理想のシャンプーを求めて、お気に入りの一本を見つけましょう!

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。

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