うちの猫は保護施設出身。
恐らく親・兄弟猫のぬくもりを知らず
施設に預けられたと思います。
家に来てからは威嚇ばかり。
それでも毎晩ふたりきりで一緒に寝ました。
その甲斐あって自分だけには
心を開いてくれているようです。
親猫は噛まれたら痛い限度
トイレの仕方
食べて良いもの悪いもの
生きる術を教えるのでしょう。
しかし親のぬくもりを知らなくても
本能的に察知することがあります。
その中で重要なことは
一緒に眠ること
そう感じました。
もくじ
顔を見ながら
親猫のぬくもりを感じながら
親猫の顔を見つつ眠りにつく。
そして目覚めると親猫がいる。
子猫にとって
これほど安心することは無いでしょう。
人間でも同じことが言えると思います。
不安の感情も分からぬまま泣いている。
安心させてあげることが大事でしょう。
子猫は警戒してトイレの中で寝る。
それでも引っ張り出してきて自分のそばに置く。
威嚇されながらも一緒に寝ました。
心が通じないとはこのことか
目ヤニを取るついでに体も拭いてあげる。
噛まれようが引っかかれようが仕方ありません。
寝ても覚めても最初に見るのは親。
すりこみではないですが
毎日同じ顔のヤツが世話をしてくれる。
それが安心に繋がるのではないでしょうか。
眠る不安
大きくなった今でも
眠っているときに泣くことがあります。
ひとりのときを思い出しているのかもしれません。
側にいることで安心する。
言葉は通じないですが
目を見れば分かる気持ちもあります。
それが信頼に変わった時でも
何かを求め泣くこともあるのでしょう。
育てることは同じ
子どものころから子猫を育て
親になり子どもを育てまた子猫を育てる。
(ややこしいですが)
この辺はたわごとの部類ですが
黄昏泣き・夜泣きなどは
知らない人(パパ含む)を見て
眠りにつくと不安を感じ
泣くのではないのかな、と思っています。
うちの子たちに限ってですが
知らない人がお祝いに来たり
遊びに来たりした日は
黄昏泣き・夜泣きがひどかったように感じました。
信頼できる人を見ながら
ぬくもりを感じつつ眠ることで
色々なシナプスが繋がり
心を育んでいくのだと思います。
それが顔に出てふっくら美猫に育っています。
さすがに赤ちゃんを
腕枕で寝かしつけはしませんでした。
しかし冬の寒い日は猫を腕枕しています。
その必要がなくなるくらい
(心身が)成長したとき
ひとりで寝るようになるのでしょう。
子どもたちも同じこと。
それまでは家族で一緒に寝る。
それでいいと思います。