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【社会】

川崎市長、差別はがきは「脅迫」 被害届を提出へ

 川崎市川崎区にある市の交流施設「川崎市ふれあい館」に在日コリアンを脅迫する年賀はがきが届いた問題で、福田紀彦市長は23日の記者会見で「差別に基づく脅迫は許されない」と非難し、「市として警察に被害届を出す」と述べた。施設は外国人が多く住む川崎区桜本地区にある。

 はがきは「在日韓国朝鮮人をこの世から抹殺しよう」と脅迫する内容。川崎市では昨年12月、ヘイトスピーチに刑事罰を科す全国初の条例が成立した。公共の場で特定の人種や民族、国籍の人に対する差別や憎悪をあおる言動は禁止される。

(共同)

 記者会見する川崎市の福田紀彦市長=23日午後、川崎市役所

 記者会見する川崎市の福田紀彦市長=23日午後、川崎市役所
 

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