突然オリンパスPROレンズが生えました。
既に2020年の2月に入っていますが、昨年末に予告されていた通り、この2月1日にオリンパスのM.ZUIKO DIGITAL PROレンズに対して10%強の値上げが行われました。
私も多少の検討はしたものの、OM-DとPROレンズはズーム中心の運用なこともあって結局新たなPROレンズを購入することはなく、それとは別にパナソニックの「LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 II ASPH.」を導入するイベントなどが発生……。
現時点では新たな機材の導入予定もなく、CP+での発表が噂されているOM-D E-M1MarkIIの後継機(Mark III)の動向にだけ注目する日々でした(こちらはかなり期待していたものの、現状のリーク内容だとスルーとなる可能性もありそう?)。
しかしながら、先週末いつものようにツイッターを眺めていたらうっかりこんなツイートを目にしてしまいました。しかも、スタート数分前という最悪最高のタイミングで……
いつもご愛顧ありがとうございます。
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マップカメラ中古夜市。それは不定期に開催される世にも恐ろしい奇祭。
数日後、夢から冷めた私の元に2本のレンズが届いておりました……。
まず「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」お前は分かる。コンパクトでハイコスパなマクロレンズとして以前から気になっていたお前。どこかで手にすることになるだろうと思っていましたが、お買い得な中古美品を見てしまったら別に何も迷うことはないでしょう……。
OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
- 発売日: 2016/11/18
- メディア: 付属品
しかしちょっと待て。お前「M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO」。
完全に予定外。既に我が家には「ママのためのファミリーポートレートレンズ」こと45mm F1.8もあれば、なんなら75mm F1.8だってある。中望遠〜望遠域の単焦点レンズは揃っているし、そもそも私あまり使ってないじゃん!(←) というかなんなら30mm F3.5 Macroとも焦点距離近くない?
なんて正論と現実は異なる訳で、既に私の手元には「M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO」があるのです。公式の値上げとは関係なく、やってきたPRO単焦点(とマクロレンズ)。
値上げを余儀なくされたオリンパスの業績には何の貢献にもならない中古レンズを2本も手にしてしまったことを申し訳なく思いながらも(口だけです)、新たな相棒たちとこの冬の撮影ライフを楽しんで行ければと思う所存です。今回はとりあえず購入方向のみで、インプレッション的な記事はもっとしっかり使ってみてからとします。出番は少なそうだし(!)一体いつになることやら……。
最後にそんな45mm F1.2 PROのファーストショット…… ではないですが、初めて外に持ち出した日の写真を少々。現在、銀座の「富士フォトギャラリー銀座」で開催されている(2/6まで開催中)、カメクラ友人たちのポートレート写真展に足を運んだ夜です。
テーブルフォトには向かない45mmではありますが(フルサイズ換算90mm相当の中望遠)、被写体のサイズ次第では意外となんとかなるものかな?
追記:記事更新後に外出したら、大國魂神社の節分祭に遭遇したので45mm F1.2 PROで少し撮りました。RAWをLightroomに取り込んだそのままを書き出し、プロファイルも「Adobeカラー」のままです。
その長さが難しさにもなっている75mmに比べるとぐっと使いやすい画角で、かつF1.2のボケ感は今までのレンズにはなかったもの。ボディの方でやや停滞感があるマイクロフォーサーズではありますが、このようなレンズに出会うと依然魅力的なフォーマットだと感じるので、これからも楽しく使っていけるようメーカーさんには期待しております(中古買ってごめんね)。
OLYMPUS 単焦点レンズ ED 45mm F1.2 防塵防滴耐低温 マイクロフォーサーズ用 M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO
- 発売日: 2017/11/24
- メディア: 付属品