政治的なツイートはなるべくタブーにして主義と趣味は切り分けておこうとしている「古典的」共産趣味者(ゲバクラ等)の方が、最近の主流となりつつあるソ連に感化されたような主義趣味混同型の共産趣味者よりも色濃く考え方に影響を受けていて本物の活動家サイドにもより近いという事実。

いやぁクリスマスですね。今年ももうじき終わってしまいますね。吹いてくる風が冷たい。

 

1年間を振り返った総括の記事でも書こうかと思いましたが、本当になにもないまま終わってしまったのであとは空白だけが続きます。

 

ところで最近「なごやトリエンナーレ」の室伏氏など反芸術団体や大阪のアナキスト千坂恭二氏に関して興味を示していたところ、ちょうど先週に反芸術派(?)の“torary project”さんによる騒音の夕べという試みをミナミの路上で決行するという情報を得たのでさっそく行ってみました。行く前も行ってからもどういう人たちなのかがイマイチ掴みきれないのですが…。

 

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もうこのあたりの域になったら共産趣味とかそういう次元で追いつけるところではないです。理解するしないではなくて、現場に足を運んでみないと情報も手に入らないような感じで…。インターネットの情報を拾いあつめても本質はなかなか見えないなぁって思います。

かつて日本中を席巻した中核やら革マルやら、または親右翼だとかいった、ある程度評価を受けていて名の知られている存在であるならばインターネットの情報である程度は知ることが出来ますが、水面下で現在進行形で活動しているムーブメントに関しては本当にベールに包まれていて分からないです。イマドキ左翼ってどういう分類の仕方が出来るんだろう(反芸術派はそもそも左翼にカテゴライズ出来るもんではないかもしれない)。セクト主義も限界が来てるとはたまに耳にしますが実際のところどうなんでしょう。あと香港で拘束された井田さんに関しても少し気になっています。

 

これといってまとまった考えがあるわけではないので捻りもオチもないまま終わりそうです。ただちょっとインターネット=某趣味界隈はどういう趨勢を見せるのか分からないなぁと不安になっています。僕自身はそこまで古参のゲバクラというわけでもないし、なんなら某趣味者かどうかも怪しい部類なのですが、なんと言いましょうか最近の主流派(察しろ)に関しては少し薄ら寒さとコレジャナイ感を覚えるというか…。