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2020年2月3日 紙面から
大きな声を出し守備練習する石川昂=読谷球場で(黒田淳一撮影)
中日のドラフト1位・石川昂弥(たかや)内野手(18)=東邦高=を「4番・三塁」へと導く英才教育が2日、始まった。2軍の読谷球場で行われた守備練習で石川昂は本職の三塁ではなく、遊撃のポジションから動かなかった。これは仁村徹2軍監督(58)のアイデア。全ては三塁の守備力アップにつなげるためだ。
カットプレーに投内連係、そして内外野別のノックと続いたメニュー。石川昂の姿は常に遊撃のポジションにあった。同じ守備位置に入った石垣が三塁へ移り、堂上も二塁へとポジションを変えた。ただ、ドラ1ルーキーは遊撃のまま。そこには明確な意図があった。
「勉強だよね。カットプレーのときにショートはどう動くのか。分かれば、指示も出せる。送球も、この体勢ならサードにどういう送球が来るとか分かるよね」。発案者の仁村2軍監督はそう説明する。本職に生かすための臨時コンバート。実は新人合同自主トレを視察したときに温めていたプランだった。
ハンドリングが柔らかく動きも滑らか。仁村2軍監督は三塁手としての資質を見抜いた。だから「若いうちにいろいろやって勉強しないと。三塁の守備にきっと生きる。いずれはセカンドの守備もやらせようと思う」。遊撃、二塁で実戦起用するわけではない。しかし三塁手の守備力を高めるためには必要な練習だと判断し、実行に移した。
石川昂も「ショートはやっぱり三塁より足を使うのですごく勉強になる」とうなずいた。もともと東邦高1年までは遊撃手。その経験から、違う守備位置での練習が役立つことは理解している。「(同部屋の)福谷さんから聞いたんですが、堂上さんは二塁やショートをやると、キャッチャーの配球や野球の流れなどの勉強になると言っているんです」と貪欲だ。
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