実在する心霊スポットを映画化した『犬鳴村』。

数々の都市伝説が残り、『最恐の心霊スポット』ともいわれる犬鳴村をテーマにした映画の予告編が話題です。

しかし、話題になっている理由は恐すぎるからではありません…。

寄せられているコメントは、「よくOK出したな」「世界観をシカトしていて笑った」と、ホラー映画に対するものとは思えないものばかり。

その理由は、実際に映像を見てみると納得してもらえることでしょう。

まったく恐くない！

２０２０年２月７日の映画公開日に先駆けて、ネット上では映画の冒頭８分間の映像が公開されています。

しかし、あまりにも映像が恐すぎたのか、製作サイドは恐怖をやわらげるためにある驚きの方法をとったのでした…。

それは、タイトルにちなんで『犬』を映像に追加すること。

その結果、恐くはなくなりましたが、ツッコミどころ満載の映像ができあがってしまったのです。

緊迫したシーンで流れる陽気なBGMやテロップに、大量発生するかわいらしいイラストの犬たち…。

恐怖をやわらげる要素のほうにばかり目がいってしまい、映画の内容がまったく入ってきません！

予告編はTwitterで拡散され、多くの人から反響が上がっています。

恐怖シーンがマイルドになっているものの、予告編としての意味をなしているのかは疑問が残るところ。

しかし結果的にこうして話題になっている点では、成功といえるのかもしれませんね！

[文・構成／grape編集部]