堀川勝元
名古屋市中村区の再開発地区「ささしまライブ」と名古屋駅を結ぶ地下道整備について、市は新年度、基本設計に入る方針を固めた。計画を止めていた河村たかし市長が条件付きでの整備容認に転じていて、2027年までの完成を目指し、建設実現への一歩を踏み出す。
関係者によると、新年度予算案に基本設計の費用など数千万円を計上する。河村氏が求めている名駅南エリアのにぎわい創出や、ささしまライブ地区への新駅設置の実現可能性を探る調査費も盛り込む。
地下道は「笹島交差点」と「下広井町交差点」の南を結ぶ約400メートルに計画。ささしまライブが開業した17年度に完成する予定だったが、河村氏が「地上のにぎわいがなくなる」などとして計画を止め、ささしまライブ地区への進出企業が早期整備を求めていた。
河村氏は昨年6月、名駅南エリアのにぎわい創出や地下道に整備する「動く歩道」などの快適な移動手段を地区につなげることなどを条件に、地下道整備を容認する考えを示していた。(堀川勝元)
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