新設された軌道を通って富山駅の高架下に向かうポートラム=1日午前1時8分
3月21日に富山駅の南北を走る路面電車の軌道が駅高架下でつながる「南北接続」に向け、富山市などは31日夜から1日未明にかけて、南北の直通運転で使用する車両の試運転を初めて行った。3種類の車両が駅北に新設された軌道を通って駅の南北を往来し、駅南を走る車両が岩瀬浜停留場まで走行し、南北接続の機運がぐっと高まった。
試運転を行ったのは、駅南を走行する富山地方鉄道の「セントラム」と「サントラム」、駅北を走る富山ライトレールの「ポートラム」。
試運転の準備は31日午後11時半ごろから始まり、作業員が直通運転に必要な信号装置などの調整を行った。1日午前1時ごろ、ポートラムが軌道の新設区間約90メートルをゆっくりと進んで富山駅高架下に入った後、セントラムとサントラムが駅北に向かった。試運転は同3時ごろまで行われ、大きなトラブルはなかった。
試運転は3~4日にも行われ、25日からは運転士の習熟訓練が行われる。